香川【さぬきうどん】あこがれの超名店5選をチェック!
幾多のうどん店が台頭する香川県。なかでも全国からファンが集う、選りすぐりの5軒をご紹介。他の追随を許さぬ感動の一杯を、行列覚悟で味わうべし!...
うどん定番メニューの「かけ」や麺のモチモチ食感が楽しめる「釜あげ」など、5つのジャンル別に本命店を紹介。ハズレなしの最強うどんを制覇しよう。
地元っ子はこの食べ方
釜あげ麺を水で締めて生醤油をかけたうどん。醤油はセルフの場合が多い。
香川に細麺を広めたパイオニア
なかむらの姉妹店。誠実な麺作りに定評があり、連日多くの人で賑わう。客の入り具合によって麺を茹でる量を調節する。麺のうまさをストレートに味わいたいなら、まずはしょうゆで。
セルフ
P10台
しょうゆうどん(小)230円
昔ながらの完全手打ちのしなやかな細麺は、もっちりとした食感
大きな「うどん」の文字がひときわ目立つ
大根はセルフですりおろす!しょうゆうどんの発祥店
看板メニューのしょうゆうどんは、おろし大根にねぎ、すだちなどの薬味をトッピングし、ほんのり甘い生醤油をかけて食べる。指定農家で特別栽培された大根を使った牛根うどん(小)500円も人気。
一般店
P40台
しょうゆうどん(小)450円
大根の辛みとすだちの酸味が、小縣家特製の生醤油と相性抜群
しょうゆうどんを注文すると、おろし金とともに大根が登場
名店の味をおみやげに
特製しょうゆ(360㎖)500円
「満濃池」のマークが目印
定番メニューといえばコレ
水締め麺に少量の濃いめのだしを注ぐうどん。よくかき混ぜて食べよう。
THE・さぬきうどん強靱なコシの王道麺
ぶっかけの発祥店として知られる有名店。昆布といりこがベースのすっきりとしたぶっかけだしが、麺の味をひき立てる。釜からあげたてを楽しむ湯ぬき(小)280円もおすすめ。
セルフ
P50台
ぶっかけ(小)280円
不ぞろいの縮れ麺からは想像しがたいコシの強さに驚き
【こちらもオススメ】いなりずし(1皿)200円
こぶしほどの大きさがある
見通しの良い道沿いに建つ
やっぱり王道ははずせない
麺にだしをかけたうどん。熱い麺に冷たいだしなど、店によって食べ方はさまざま。
だしがよくからむ昔なつかしの縮れ麺
今はなき名店「宮武」から技と屋号を受け継ぎ、製麺機を使わずすべて手作業でうどんを打つ。独特のねじれがある麺は、やわらかながらもコシが感じられる。かきあげ120円のトッピングが定番。
セルフ
P30台
ひやあつ(小)250円
手切り麺の食感と、いりこの風味が香るやさしいだしの味わいがマッチ
のれんは「宮武」から譲り受けたもの
素朴な味にホッとするあっさり系の田舎うどん
一見、民家の納屋のような店舗。ロケーション同様に穏やかな人柄の主人が、香川県産小麦「さぬきの夢2009」を使ったやや太めの田舎麺を打つ。小麦の風味豊かな麺がいりこベースのだしとよく合う。
セルフ
土日祝休
P20台
うどん(小)+ちくわ 260円
少し黄色がかっただしはやさしい味わい。ちくわのほか、昆布の天ぷら60円もおすすめ
レトロな雰囲気の店内
ふわもち麺に一目惚れ
茹でたての麺を茹で汁ごと丼に入れるうどん。麺をだしにつけて食べる。
太麺とつけだしのバランスがたまらない
釜あげうどんの元祖ともいわれる店。うどん激戦区で、釜あげと冷やしうどんのみで勝負する。国産のいりこを使った素朴な味わいのだしと、コシのある手打ち麺との組み合わせが絶妙。
一般店
P60台
釜あげ(小)250円
添加物を一切使わないシンプルな味わいのだしが決め手
徳利に入っただしにつけて食べよう
入口には緑ののれんがかかる
さぬきうどんの代名詞
釜あげ麺に生卵をからめ、醤油やだしをかけたうどん。和風カルボナーラの異名を持つ。
営業時間わずか60分の超人気店
昭和5(1930)年創業の製麺所。麺の製造と卸が本業のため、営業時間は昼の1時間のみ。12時30分の時点で並んでいる人は食べることができる。品評会で何度も入賞している艶やかな弾力麺は感動もののおいしさ。
製麺所
P20台
釜たま(小)160円
感動のモチモチ食感。100食限定で、香川県産ブランド小麦「さぬきの夢」を100%使った麺が味わえる
名店の味をおみやげに
(左)特製いりこだし醤油(100㎖)216円、(右)麺各種(300g)346円
平日でも行列必至
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。