トップ > 関東・甲信越 > 首都圏 > 東京 > 東京駅・銀座・日本橋 > 銀座・有楽町 > 

銀座の書店4選 書店店員が選ぶ「銀座」をテーマにしたおすすめの1冊

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日:2021年8月20日

この記事をシェアしよう!

銀座の書店4選 書店店員が選ぶ「銀座」をテーマにしたおすすめの1冊

伝統とトレンドが交差する街、銀座。

今回は銀座エリアにある、ぜひ立ち寄っていただきたいおすすめの書店をご紹介します!

コロナ禍でお家時間が増えると共に注目を集めているもののひとつが読書。
本好きの方はもちろん、普段あまり書店に行かないという人でも楽しめる個性的な書店4軒をセレクトしました。

今回は銀座めぐりが更に面白くなる“銀座をテーマにした一冊”を各書店の書店員さんにピックアップしてもらいました!
歴史ある老舗書店から話題の大型書店まで、各書店おすすめの一冊と共にご紹介していきます。

銀座の書店で、あなただけのお気に入りの一冊を見つけてみましょう!

※新型コロナウイルス感染症に関連した各店舗の対応・対策により、営業時間等異なる場合があります。あらかじめ最新の状況をご確認ください。

銀座の老舗書店といえば「教文館」

銀座の老舗書店といえば「教文館」
鮮やかな緑色の看板が目印

明治18(1885)年にキリスト教の書店・出版社として創業した「教文館(きょうぶんかん)」は、銀座で130年以上の歴史を重ねてきた有名老舗書店です。銀座の中央通り沿いに面しており、地下鉄銀座駅から徒歩3分とアクセスの良さも魅力。

昭和8(1933)年に建てられた歴史あるビル内にはメインの書籍売場のほか、児童書・絵本の専門店やカフェ、雑貨屋にイベントホールまで併設。レトロな店内に一歩足を踏み入れれば、まるで本のテーマパークのような世界が5フロアにわたり広がります。

教文館はキリスト教書店として国内最大級の規模を誇り、専門書や関連書籍の品ぞろえは圧巻。また、一般書籍も豊富に取りそろえており、センスの良いラインナップは地元客や常連客に愛されています。

長年、多くの人々の心をひき付け続ける教文館で、銀座コーナーを担当されている伊藤さんに“銀座”をテーマにしたおすすめの一冊を教えてもらいました。

銀座エリアを網羅したボリューミーな内容

赤岩 州五(あかいわしゅうご)著の『銀座 歴史散歩地図 明治・大正・昭和』(草思社)です。

伊藤さん:「30点あまりの古地図から明治・大正・昭和そして現代に至るまでの銀座を代表する店の変遷がわかる、まさに銀座史上(紙上)散歩ができる本です。」

『銀座 歴史散歩地図 』は、居住者名や店舗名が詳細に記された住宅地図や商店街地図、火災保険地図など貴重な古地図が多く収録されており、読み応え抜群の一冊。明治・大正・昭和から現在までの銀座を豊富な写真や図版を交えて見ることができます。

地図をながめながら銀座の街が変わりゆく様に思いを馳せてみてはいかがでしょう。もちろん、各時代の面影を探しながら実際に銀座の街を歩いてみるのもおすすめですよ。

店内にはさまざまなジャンルの本が並ぶ

同ビル内にある児童書・絵本の専門店「ナルニア国」も都内有数の品ぞろえ。子どもはもちろん、大人にも大人気のコーナーです。

また、カフェも併設しているので、買い物の合間の休憩や新しく購入した本を今すぐ読みたい!というときにもぴったり。中央通りの景色を眺めながら、おいしいコーヒーと新しい本で、ゆっくりと銀座時間を堪能してみましょう。

■教文館(きょうぶんかん)
住所:中央区銀座4-5-1
交通:地下鉄銀座駅A9出口から徒歩3分
電話番号:03-3561-8446(代表)
営業時間:10:00~20:00(3階キリスト教書売場のみ日曜は13:00〜、カフェは〜19:00)
休業日:無休
料金:『銀座 歴史散歩地図 明治・大正・昭和』赤岩 州五著=2860円
カード:利用可能

アートのある暮らしを提案する書店「銀座 蔦屋書店」

アートのある暮らしを提案する書店「銀座 蔦屋書店」
落ち着いた雰囲気の店内。つい長居してしまう居心地の良

銀座エリア最大級の複合商業施設、「GINZA SIX」の6階に店舗を構える「銀座 蔦屋書店」は、クリエイティビティにあふれた品ぞろえが魅力の書店。“アート”と“日本文化”を切り口に国内外のアートブックをメインにした幅広いジャンルの書籍を取り扱っています。

広々としたフロアに所狭しと並ぶ書籍の数は圧巻の迫力。デザイン、写真、建築、ファッションなど常時6万冊以上がそろう国内外のアートブックは必見です。普段なかなか目にすることがない大型本や貴重な古本もたくさんあるので、時には超希少なレア本が並んでいることも…?!

また、吹き抜けのイベントスペースを囲むように配された日本建築の“櫓(やぐら)”をモチーフにしているという高さ6mの書棚には、浮世絵や漫画を筆頭に日本文化を伝える個性的な書籍がアート作品のように並んでいます。まるで絵画を見るような感覚で一冊一冊をていねいに見ることができますよ。

そんな独自の感性が際立つ銀座蔦屋書店の店舗立ち上げから携わり、2017年の開店からコミック売場を担当されている美土路さんおすすめの“銀座”をテーマにした一冊がこちら。

著者の代表作ともいえる、たばこ「ハイライト」のパッケージデザイン誕生の経緯など見所満載

和田 誠著の『銀座界隈ドキドキの日々』(文藝春秋)です。文藝春秋の表紙のイラストや星 進一作品の挿絵を長年手掛けた著者の和田 誠さんが、1960年代当時に“街の王様”と呼ばれた銀座で過ごした修行時代を、文章と懐かしいデザインで綴ったエッセイ。

推薦者の美土路さんが「大学卒業後、社会人1年生の和田さんがデザイナーとして働きだした街が銀座でした。今よりもっと東京が面白かった時代の銀座が、とても自由でエネルギーにあふれた魅力的な街だったことがわかる1冊です。」と仰る通り、当時の銀座の空気感や熱量が文章から生き生きと伝わってきます。

また、当時は無名の若者であった横尾 忠則、寺山 修司、篠山 紀信といった現在は各界にその名を轟かせているそうそうたるクリエイター達との交流が描かれているのも面白いです。穏やかな調子の文章で、デザインなどに造詣が無くても楽しく読むことのできる1冊ですよ。

:GINZA SIXは地下通路で駅に直結しているのでアクセスも良好

店内には他にも、購入前の本を読みながらコーヒーを楽しむことができるカフェスペースやアートギャラリーも併設しており、ゆったりと心ゆくまでアートと本を楽しむことができます。銀座の中心で、ちょっと個性的な読書体験をしてみてはいかがでしょうか。

■銀座 蔦屋書店(ぎんざつたやしょてん)
住所:中央区銀座6-10-1 GINZA SIX6階
交通:地下鉄銀座駅から地下直結
電話番号:03-3575-7755
営業時間:10:00~22:30
休業日:GINZA SIXの休業日に準じる
料金:『銀座界隈ドキドキの日々』和田 誠著=704円
カード:利用可能

銀座エリア随一の利便性の書店「三省堂書店 有楽町店」

銀座エリア随一の利便性の書店「三省堂書店 有楽町店」
明るく開放的な店構え。気軽に立ち寄りやすいのがうれしい

東京交通会館の中にある「三省堂書店 有楽町店」は、有楽町駅から徒歩30秒という抜群のアクセスに加え、夜遅くまでやっているという利便性抜群の大型書店。駅近なのでちょっとした空き時間や会社帰りにも立ち寄りやすく、いつも多くの人々でにぎわっています。

全国区の有名書店ならではの豊富な品ぞろえが魅力で、2フロアの広々とした店内には雑誌や漫画、一般書から専門書までバランスよく並び、文具なども取り扱っています。定期的にフェアやイベントなども開催されており、とことん本の世界を満喫することができる、なんとも楽しい書店。

また、書店員力作のお手製ポップが評判で、本の魅力はもちろん、本への愛がひしひしと伝わってくる力強いメッセージについ手が伸びてしまいます。

もしたくさん買いすぎてしまったというときにはうれしいサービスが!自宅への配送(有料、税込15000円以上購入で無料)も行っているので、ぜひあわせて利用してみてください。

都内に数多くある三省堂店舗の中でもトップクラスの人気誇る有楽町店の店長さんがおすすめする“銀座”をテーマにした一冊は、平松 洋子著『サンドウィッチは銀座で』(文春文庫)です。食べ物を日本一おいしく書くと話題のエッセイスト・平松 洋子と『孤独のグルメ』で有名な谷口 ジローの最強タッグがおくるエッセイ集。

おいしそうなデザインの表紙も魅力的

推薦者の店長さんが「読み進めるほど、あれもこれも食べたくなってしまう…夜、寝る前に読むのは危険な作品です!」とコメントするほど、読んでいるだけでお腹が鳴ってしまうような、読む“飯テロ”本です。

読者の想像力をかき立てる文章は、まるで自分もその場に居るかのような臨場感を感じさせます。サンドウィッチをさっくりと切る音、トーストされたパンのこうばしい香り…文章から、写真から、挿絵から…ことごとく食欲をそそられる1冊です。

銀座の街は書店から歩いてすぐ。この本を読んで思い切りお腹を空かせてから、実際にサンドウィッチを食べにいくのもいいかもしれませんね。

■三省堂書店 有楽町店(さんせいどうしょてんゆうらくちょうてん)
住所:千代田区有楽町-10-1 東京都交通会館1・2階
交通:JR有楽町駅京橋口からすぐ
電話番号:03-5222-1200
営業時間:10:00~22:00(日曜、祝日は〜20:00)
休業日:無休
料金:『サンドウィッチは銀座で』平松洋子著=600円
カード:利用可能

「無印良品 銀座」で暮らしに寄り添う本を

「無印良品 銀座」で暮らしに寄り添う本を
木のぬくもりを感じる店内に本がずらり

「無印良品 銀座」は、銀座の並木通りに位置する無印良品の世界最大となる旗艦店です。その4階には書籍コーナー「MUJI BOOKS」があり、よく歩き、よく食べ、よく眠り、よく整えるという、“くらしの基本”をテーマに無印良品が選書した、こだわりの書籍が並んでいます。

無印良品に関する食や地域を取り上げた書籍のほか、無印良品オリジナルの出版物も必見。今回はその中から、良品計画でMUJI BOOKSを担当されている小野さんおすすめ、オリジナル銀座ガイドブック『GINZA』(良品計画)をご紹介します。

紙のテクスチャーやカットなど、細部にもこだわりが詰まっている

無駄をそぎ落としたシンプルで美しい装丁が目をひきますね。ナチュラルな紙の質感があたたかみのある心地よさを感じさせます。

無印良品が取り組んでいる、各地域で店とそこに暮らす人とのつながりを育てる“土着化”の一環として制作したもので、独自の取材で収集した地域に根ざす銀座の魅力を、文庫サイズにギュッとまとめあげたガイドブックです。

まるで写真集のようなデザインと、詰め込みすぎない程よい情報量で1件1件ていねいに紹介されています。飲食店やバーなどのおすすめスポットから路地裏まで、紹介物件は多岐にわたり、「一般的なガイドブックとは一線を画する、生活者にも旅行者にも楽しめる内容になっています。」と、小野さん。

随所に無印良品らしいクリエイションが光る『GINZA』は、ガイドブックとしてはもちろん読み物としても楽しめる、おすすめの一冊です。

『GINZA』の誌面。シンプルで見やすい、銀座の街を俯瞰した地図。落ち着いた色調もすてき

また、館内にはショッピング以外にもベーカリーやレストラン、ホテルまで入っているので、無印良品の提案する“心地よい暮らし”を存分に堪能することができます。
6階の「ATELIER MUJI GINZA(アトリエムジギンザ)」にある「Library」コーナーでは、貴重なデザイン本を閲覧することができるので、本好きな方、アートに興味のある方はぜひ4階の「MUJI BOOKS」とあわせてあわせてチェックしてみてくださいね。

全6フロアからなる、無印良品 銀座

■無印良品 銀座(むじるしりょうひんぎんざ)
住所:中央区銀座3-3-5
交通:地下鉄銀座線B4出口から徒歩3分
電話番号:03-3538-1311
営業時間:11:00~21:00
休業日:不定休
料金:『GINZA』=1320円
カード:利用可能

銀座でゆったり書店巡りを

老舗書店から話題の大型書店まで幅広くご紹介してみました。
ひと味違った個性的な魅力がある書店を集めましたが、気になるお店は見つかりましたか?

今回ご紹介した書店の中には、カフェなどを併設しているところもあるので、休憩しながらゆったりマイペースに書店巡りを楽しめます。

書店員の方々が選んだおすすめ“銀座本“は、家に居ながらお出かけ気分を味わえるものや、銀座で過ごす時間をより面白いものにしてくれるような名作ばかりです。

お気に入りの一冊を探しに、ぜひ銀座の街へお出かけしてみてはいかがでしょうか。

まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。

皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!

条件検索

エリア・ジャンルを指定してください