【熊本】観光列車に乗って熊本旅行! 豪華車両に乗って旅をしよう
熊本県の絶景を、観光列車で楽しんでみませんか? 車窓から球磨川を眺めるかわせみ やませみをはじめ、豪華なグルメが自慢のおれんじ食堂、九州唯一の蒸気機関車SL人吉など、個性豊かな観光列車が勢ぞろい。 ...
2023年版「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に選定された『放課後ていぼう日誌』。
ファンの間では、おもな舞台である「芦方町」が熊本県芦北町だということは有名です。
海と山に抱かれた芦北町には特産のアシアカエビが食べられる飲食店をはじめ、訪れてみたいスポットが盛りだくさん。
そんな芦北町の観光スポットをドドッと紹介します!
芦北町の概要
西は八代(やつしろ)海、東には九州山地がそびえる自然豊かな町。温暖な気候とリアス式の海岸線を生かして不知火(デコポン®)や甘夏に代表される柑橘類の生産がさかんです。
八代海のおだやかな海では、特産のアシアカエビやタチウオなどの魚介類が育まれ、漁の最盛期には芦北の風物詩ともいえる「うたせ船」が浮かびます。
国の史跡に指定されている佐敷城跡からの眺望もすばらしく、山海の幸と歴史スポットが大きな魅力です。
熊本県の南部に位置し、公共交通機関の起点となる肥薩おれんじ鉄道佐敷駅から芦北町の中心部にあたる佐敷地区へは徒歩圏内。熊本市内方面からはJR鹿児島本線で八代駅に向かい、肥薩おれんじ鉄道に乗り換えます。車でアプローチする場合の最寄りのICは、南九州西回り自動車道芦北ICです。
秋田書店の『月刊ヤングチャンピオン烈』に連載中で、テレビアニメ化もされた熊本県出身の漫画家・小坂泰之さんによる『放課後ていぼう日誌』。
おもな舞台である芦方町は芦北町がモデルであることから、作品と芦北町観光協会とのコラボレーションで聖地巡礼マップを作成。作品に登場するキャラクターたちがモデルとなったスポットを案内しています。
薩摩国境を守る「境目の城」
熊本城を築いた加藤清正が薩摩の島津氏にそなえ、肥薩国境防備のために築城。江戸幕府による一国一城令で破却され、現在は石垣のみが残ります。国の史跡に指定されている城跡からは芦北町周辺や八代海を一望することができ、見晴らしのよさは抜群。城跡からの眺めは、『放課後ていぼう日誌』の聖地巡礼マップにも使われています。
町のシンボルは、「隠れ映え」スポット
アニメ『放課後ていぼう日誌』のオープニングなどに登場する芦北町のシンボル。芦北町計石と女島に架かる全長256mの橋です。とりわけ八代海に沈む夕日との組み合わせや、夜間にライトアップされて海面に映る橋はひときわ美しく、隠れた映えスポットとして人気を集めています。
ひやがりは、「足赤えび天丼」に決まり!
「ひやがり」とは芦北地方の方言で「昼ごはん」のこと。ランチタイムのみの営業で、店名どおり八代海で育った特産のアシアカエビやイシエビを多彩なメニューで堪能することができます。とくにアシアカエビの天ぷらが2尾のった「足赤えび天丼」は大人気!
うたせ船は瀬戸内海が起源とされ、明治初期に芦北に伝わってきたといわれます。漁に出るのは6月中旬から8月中旬と冬から春にかけて。大きな4本のマスト、前後に突き出した2本の棹に張った大小9つの帆に風を受け、潮の流れに任せて大海原に浮かぶ姿は、「白いドレスをまとった海の貴婦人」と表現されるほどの優雅さです。4月から11月は、観光うたせ船として乗船することができますよ。
アシアカエビをトッピングしたオムライスが話題!
店に入ったとたん正面の窓越しに見えるのは、八代海と芦北大橋というロケーションのよさ。芦北ならではの風景を眺めながら、八代海の海の幸やあしきた牛を使ったイタリアンが楽しめます。なかでも八代海でとれたアシアカエビをトッピングした「不知火海のオムライス」は話題の的!
JAあしきたが運営する道の駅で、直売所の「ファーマーズマーケットでこぽん」と「れすとらん・焼肉 ぎゅーぎゅー亭」があります。とれたての季節の野菜や果物、熊本県産黒毛和牛の「あしきた牛」、港に揚がったばかりの海の幸が店内にあふれ、芦北の特産品を買ったり食べたりできますよ。
温暖な気候から芦北町では柑橘類の栽培がさかんです。とくに、「不知火」は、「清見」と「ポンカン」を交配して育成された柑橘のサラブレッド。そのなかでも厳正な品質チェックで基準をクリアしたものだけが「デコポン®」として出荷されます。バラエティに富んだ商品を扱っているなか、店名が示すとおりデコポン®の品質のよさに定評があり、シーズンにはケース買いをする人があとを絶ちません。
あしきた牛は、こだわりの飼料と愛情を注ぎながら肥育した熊本県産の黒毛和牛です。その特徴はうまみのある霜降りとやわらかさ。肉質のよさで知られる「あしきた牛」を焼き肉や定食で味わうことができます。
かつての薩摩街道の宿場町を散策
佐敷城跡とその足元に流れる佐敷川に沿って、かつて熊本県南部の交易の要衝として栄えた薩摩街道佐敷宿の町並みが残ります。沿道にある商家だった建物を生かした薩摩街道佐敷宿交流館「桝屋」は、町歩きの休憩スポットとして利用できますよ。
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