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【宮之浦岳】屋久島の最高峰!登山コースをチェック!

by mapple

更新日:2018年12月15日

名峰が連なる屋久島の最高峰、宮之浦岳。山頂にたどり着くまでの長い道のりには、屋久島の自然絵巻を凝縮した風景が展開する。森を抜け、湿原を歩き、花崗岩が露出する稜線を行き、ついに世界自然遺産の主峰を制覇する!

【上級編】宮之浦岳コースデータ

【難易度】★★★★★
【所要】往路4時間55分/帰路4時間25分(休憩時間+1〜2時間含まず)
【距離】約16.0km
【高低差】576m

宮之浦岳の山頂。周囲の峰々を見下ろすと屋久島を制覇した気分に

探してみよう花崗岩アート
登山中には雨や風の浸食により、さまざまな形をした花崗岩が見られる。よく見ると人間の顔や動物などにも見えてくるので、観察してみよう。

高山植物をチェック!
宮之浦岳登山では足元の高山植物に注目。とくに5月下旬から6月上旬にかけて白紅色の花を咲かせるヤクシマシャクナゲが有名だ。投石平から山頂付近まで分布する。

「奥岳」とは?
島の中央に鎮座する宮之浦岳、永田岳、栗生岳、翁岳、安房岳、黒味岳、投石岳などを「奥岳」と呼ぶ。いずれも標高1800mを超え、九州の標高ベスト7を占める。

コースのポイント

日帰りor1泊のロングコース
往復10時間以上のロングコースなので、日帰りなら必ず早朝出発。体力と相談して1泊するなら、淀川登山口から徒歩40分の場所にある淀川小屋を利用しよう。

花崗岩アートを探せ
投石平を過ぎたあたりから、ゴロゴロと転がっている巨大な花崗岩が見られる。人の体や顔のように見える彫刻のような花崗岩が見どころだ。

さまざまな表情を見せる山道
ルートは波打つ木の根が張る道に始まり、淀川、湿原、水場、ガレ場、木道、笹の葉に覆われた道など、変化に富んだ景色が楽しめる。

ガイド'sアドバイス

片道でほぼ半日を要するため、早朝5時頃の出発が理想。縄文杉へ縦走する場合は山小屋での宿泊を考慮する。山頂から約2時間半で40人収容可能な新高塚小屋、さらに1時間で高塚小屋がある。

いよいよ出発!最終チェック

【バス】
登山口までの路線バスはなく、徒歩で30分ほどの場所にある紀元杉バス停が最寄り。早朝便がなく、日帰りの場合、バス利用は難しい。

【車】
数台分の無料駐車場あり。満車の場合は、他の通行の妨げにならないように道路脇に駐車。

【タクシー】
安房からは所要1時間で約7000円、宮之浦港からは所要1時間30分で約1万2000円。帰りの予約も必要。

淀川登山口で環境保全協力金(日帰り登山1000円、宿泊登山2000円)が納入できる。(3~11月4:30~17:30)

森、湿原、岩場を抜けて頂上へ

標高1936mの宮之浦岳は、屋久島最高峰であり九州最高峰。行程は縄文杉登山よりも険しいが、その道のりには屋久島が誇る壮大な自然のドラマが凝縮されている。何より、世界自然遺産の主峰を極めることの達成感を味わいたい。標高1360mの淀川登山口から出発となり、前半は杉やモミの大木と清流が織り成す深い森を歩く。やがて花之江河と呼ばれる美しい高層湿原を最後に、屋久杉が枯渇した白骨樹と花崗岩が横たわる荒涼とした森林限界へと踏み入る。ここからは息をのむ山岳風景の連続で、峰々が描く稜線はまさに「洋上アルプス」の呼び名にふさわしい。さらに縦走を繰り返して山頂へたどり着けば、原生林の森から大海原まで、意のままに望む大パノラマのご褒美が待っている。

【START】淀川

透き通る天然水に満ちた川
穏やかな水面に森の風景が映る淀川。夏の深緑もさることながら、秋はカエデやヒメシャラの紅葉が美しい。

鉄橋が架かる澄み切った淀川

高盤岳展望所

通称「トーフ岩」を眺める展望所
白骨化した屋久杉の横から標高1711mの高盤岳を望む。目前には高盤岳の山頂がほぼ同じ高さに迫ってくる。

姿が豆腐のように見えるトーフ岩を望む

小花之江河

オアシスのような水々しい湿原
突如、オアシスのように現れる高層湿原。次に現れる花之江河と同じく、約2800年前にできたと推定される高層湿原の南限。

湿原保護のために木道が延びる

花之江河

視界が開ける壮大な湿原地帯
小花之江河よりもスケールが大きい高層湿原。ミズゴケが育つ一帯は潤い、日本庭園のような趣がある。正面には黒味岳を望む。

ヤクシマホシクサなどの高山植物が育つ

投石平

人の何倍もの巨大な岩が転がる
黒味岳と投石岳の鞍部に広がる投石平。突如、平らな巨石群が現れて眺望が開ける。ここで初めて宮之浦岳が姿を見せる。

背後には黒味岳が間近にそびえる

大きな岩に座ってひと息いれよう

栗生岳

迫力満点の巨岩が目印
宮之浦岳、永田岳と並んで「三岳」と呼ばれる。標高1867mで九州第3位。山頂には巨大な花崗岩が切り立つ。

栗生岳手前付近からは島随一の秀峰が連なる

人の顔のように見える巨岩

宮之浦岳

空に浮かんでいるような眺望が広がる
雲海が目線と同じ高さに広がる、九州一の高さを誇る宮之浦岳。新緑に覆われた初夏は格別に美しい。

山頂まで来ると視界を遮るものがない

ワンステップ

屋久島第二の名峰、永田岳へ

標高1886mの永田岳は、新日本百名山に選ばれた山。宮之浦岳からさらに北上し、焼野三叉路を左折して約1時間で山頂へ。宮之浦岳からもギザギザ頭の山容が望める。

筆者:mapple

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この記事の出典元は「まっぷる屋久島・奄美 種子島’19」です。掲載した内容は、2017年6月~12月の取材・調査によるものです。飲食店メニューや商品内容、料金ほか各種データが変更されたり、季節による変動や臨時休業などでご利用できない場合があります。また消費税の見直しにより各種料金が変更される場合があります。そのため施設により税別で料金を表示している場合があります。ご利用の際には改めて事前にご確認ください。

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