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気分は海外旅行♪ 秘境感漂う道東の絶景観光スポットめぐり

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日:2020年10月9日

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気分は海外旅行♪ 秘境感漂う道東の絶景観光スポットめぐり

これから旅行にぴったりの季節がやってきますが、コロナ禍の今、「旅行はしたいけど人ごみは避けたい」という方も多いことでしょう。そんな方にオススメの旅スタイルは、あえてアクセスに時間と手間がかかる場所に行くこと。

北海道の東側、十勝地方やオホーツク地方を含む「道東」は、豊かな大自然が残されたエリアで、カニやサンマなどの海産物、牛乳などの畜産物が有名です。

今回ご紹介するのは道東のさらに東側、北海道最東端の根室半島。自然や風景は雄大で、日本国内にいながら「外国にいるような風景」を楽しむことができますよ!

40秒でチェック!道東の絶景スポット

納沙布岬に霧多布湿原など、美しい自然風景を望む絶景ポイントが点在する根室。まずは40秒動画でその魅力を感じてみて下さい!

夏でも平均気温17度。根室地方へ行ってみよう!

クリックすると大きな画像が開きます

まずは根室半島の場所とアクセスを予習

道東の玄関口、釧路空港(たんちょう釧路空港) までは東京から飛行機で約1時間40分、大阪からは約2時間。釧路空港に到着したら、空港近くでレンタカーをかりてドライブ旅の始まりです!

行程にもよりますが、釧路の市街地には宿泊施設が多いのでこのあたりで宿をとるのがおすすめ!じっくり根室半島先端部を楽しみたいという方は、根室市に宿泊するのも良いでしょう。

根室地方は夏でも涼しく冬は極寒という寒冷な気候。例えば根室市の月別平均気温を見てみると、最も寒くなる2月で約マイナス4度、全国的に暑さが厳しい夏の8月でも約17度と、かなり涼しい気候であることがわかります。

夏は避暑地としてもおすすめですが、服装を間違えると「夏なのに寒くて凍えてしまう……」なんてことも。夏に吹き抜ける風が涼しいというだけでも、日本ではないどこか異国に来たかのような気分になりますね!

訪れる際は必ず現地の天気や月の平均気温を確認し、適した洋服を持っていくようにしましょう。

これぞ「道東」を体現するかのような根室地方の風景

これぞ「道東」を体現するかのような根室地方の風景
根室半島の原野

根室半島は「北海道らしい風景」を凝縮した絶景のオンパレードが見られる場所。
道東の中心地である釧路の市街地から、根室半島の先端に位置する根室市までは鉄道で約2時間半、車では3時間ほど。
その道のりには、目を見張るような海岸の絶壁、生き物たちの姿であふれる湿原、どこまでも続く草原、異国にいるかのような岬など、多くの見どころがあります。

それぞれの風景についてご紹介していきましょう!

最果ての雰囲気を味わえる「納沙布岬」

最果ての雰囲気を味わえる「納沙布岬」
納沙布岬灯台

納沙布(のさっぷ)岬 は根室半島の先端に位置しています。北方領土や無人島を除き、本土では最東端の場所。北方領土の歯舞(はぼまい)群島 の水晶島まで約3.7㎞ととても近く、肉眼でもはっきりその姿を見ることができます。

「日本本土最東端(有人)」の呼び声にふさわしく、納沙布岬は見渡す限りの海と、空を飛び交うたくさんの海鳥の姿を楽しむことができる最果ての岬なのです。

鈴木食堂の看板メニュー「サンマ丼」 1,300円(税込)

納沙布岬を訪れた際には、鈴木食堂の名物料理「サンマ丼」がおすすめです。サンマの水揚げはここ根室の花咲(はなさき)港 が有名。こちらのお店では、タレに漬けた生のサンマをふんだんに使った「サンマ丼」を食べることができます!

鈴木食堂外観

生サンマ丼は鈴木食堂が発祥の地とのこと。近年では不漁が続き、サンマは高級魚になりつつあります。今や大変貴重となった名物料理を最果ての地で味わってみてはいかがでしょうか?

鈴木食堂

住所
北海道根室市納沙布36-10
交通
根室駅より路線バスで約45分 「納沙布岬」下車徒歩約5分

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

生き物たちの楽園「春国岱」

生き物たちの楽園「春国岱」
風連湖と奥に広がる春国岱

春国岱(しゅんくにたい) は根室半島の北側にある湿原エリア。風連湖とオホーツク海を隔てる砂洲(流水によって形成される砂の堆積構造)部分のことを指し、湿原や針葉樹林が広がっています。

多くの野生生物や植物が生息し、道東を代表する大自然が広がっています。白い体に赤と黒の顔の模様が美しい鳥、希少種の「タンチョウ」 も生息していますよ!

ほかにも、北海道「道の花」に指定されているハマナスの一大群生地があり、夏には赤紫色の花が一斉に咲き誇るため、見事な景観を演出します。

春国岱 アカエゾマツの自然観察路

湿原には木道が整備されていて、湿原の奥の方まで散策することができます。木が生い茂っている場所、浅い沼地になっている場所、草原のなかに枯れ木が立ち並んでいる場所など、歩くにつれて様々な表情楽しむことができるのも春国岱の特徴。

湿原や草原の広大な光景を前にすると、自分がちっぽけな存在であるように感じます。とても同じ日本国内とは思えないような景色を堪能できますよ!

根室のヨーロッパ!?幻想的な雰囲気の「落石岬」

根室のヨーロッパ!?幻想的な雰囲気の「落石岬」
落石(おちいし)岬灯台とその周辺

落石(おちいし)岬 は、ほとんど観光地化されていない穴場スポット

手付かずの自然が残されていることから、地球岬雄冬(おふゆ)岬 と並んで「北海道三大秘岬」に数えられえています。

草原の中にたたずむ赤と白の灯台。そして背後の海へと草原が飲み込まれていくような絶景は「根室のヨーロッパ」とも呼ばれ、その呼び名にふさわしい異国のような風景が待ち受けています。

落石岬灯台へと続く木道

落石岬は隠れ観光スポットであり、岬の先端にある落石岬灯台は少々行きづらい場所にあります。車を停められる場所から25分ほど散策路を歩いていく必要がありますが、途中の木道は一部足場が悪いところもあるので、足元には十分注意しましょう。

また、エゾシカなど野生生物も多く生息し、ヒグマの目撃情報が相次いでいるエリアでもあります。複数人で行動することを心がけ、クマ鈴を鳴らす、ラジオをつけるなどし、自分の存在を動物たちに知らせるようにしましょう。

落石岬灯台

苦労してたどり着いた先には素晴らしい景色が……! アクセスが悪い分、観光客が少なく、北海道の大自然を独り占めできる可能性が高いでしょう。北海道の大自然や秘境感を体で感じたいという人におすすめです!

落石岬

住所
北海道根室市落石西392-1
交通
JR根室本線根室駅より車で約30分/落石駅より徒歩約1時間20分

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

ラッコが住む「霧多布岬」

ラッコが住む「霧多布岬」
霧多布岬

霧多布(きりたっぷ)岬 (正式名称湯沸(とうふつ)岬)も根室半島を代表する絶景が楽しめるスポットですが、この岬にはある珍しい生き物が現れます。それはなんと、絶滅危惧種のラッコ

一時は国内から姿を消していましたが、1980年代より北海道東部の海岸に再び現れるようになったのだとか。現在では霧多布岬周辺が繁殖場所になっているようで、運が良ければかわいらしいラッコを観察することができるかもしれません!

近くの展望台から様々な生き物の暮らす海岸と岬先端を眺める

また、ゼニガタアザラシというアザラシを見かけることも。こちらも絶滅危惧種に指定されています。アイヌ語でアザラシのことを「トッカリ」 ということから、霧多布岬は「トッカリ岬」とも呼ばれています。

水族館で見かける生き物たちがすぐそこを泳いでいる光景は、驚きそのもの!野生の生き物なので必ず見られる保証はありませんが、訪れた際にはぜひ、探してみてください。
ただし相手は野生の生き物です。くれぐれも近づいたり興奮させたりしないように、気を付けてくださいね。

霧多布岬

住所
北海道浜中町湯沸
交通
JR根室本線茶内駅より路線バス霧多布湿原線で30分、終点下車、徒歩30分

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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