【ひがし茶屋街】金沢の風情ある街を満喫! おすすめの観光・グルメスポットをご紹介!
金沢を代表する観光地、ひがし茶屋街。 風情ある石畳の道や出格子の町家、夕暮れになるとどこからか聞こえてくる三味線の音色が、旅する気持ちをいっそう盛りあげます。 江戸時代の面影を今も残すノスタルジッ...
本州の中央、日本海側に位置する石川県。
その中心にあるのが金沢です。
今なお残る歴史的な街並み、国の特別名勝に指定された庭園、荒波が育む新鮮な魚介類、加賀料理、伝統工芸、温泉、アートなどなど、日帰り旅行ではもったいないくらい観光&グルメスポットが盛りだくさん!
そこで利用したいのがゴールデンウィーク。
今回は、おすすめ観光スポットから旅行にかかる費用相場まで、大型連休に行く金沢の楽しみ方をご紹介します。
2022年のゴールデンウイークは飛び石連休になっているため、土日祝休みでカレンダー通りに休む場合は、4月29日(祝)~5月1日(日)、もしくは5月3(祝)~5日(祝)の3日間が連休です。
そこに5月2日(月)を休みにすると4月29日(祝)~5月5日(祝)までの7連休、もしくは5月6日(金)を休みにすると5月3日(祝)~5月8日(日)の6連休。
5月2日(月)、5月6日(金)どちらも休みにすれば4月29日(祝)~5月8日(日)までの10連休になります。
人気の観光地・金沢。
その魅力を3つのキーワードでご紹介します!
江戸時代に加賀百万石と称され、栄華を極めた城下町。
復元・整備された金沢城公園をはじめ、現在も歴史ある武家屋敷や庭園が残り、情緒たっぷりの街歩きが楽しめます。
九谷焼、加賀友禅、漆器、表具など、数々の美しい伝統工芸品が生まれた金沢。
美に対する意識は脈々と受け継がれ、郷土ゆかりの作家を紹介する石川県立美術館、話題の現代アートが楽しめる金沢21世紀美術館が誕生します。
工芸とアートが融合した国際展覧会(金沢・世界工芸トリエンナーレ)も開催されています。
県内の食材・文化に、北前船で運ばれてきた交易品や文化が混ざり合い、独自の進化を遂げた金沢の加賀料理。
伝統工芸の器に盛り付けられた繊細な料理の数々は、舌だけではなく目も楽しませてくれます。
その他にも、日本海から水揚げされた魚介類、今では全国区の知名度となった金沢カレーなど、現地で食べたい一皿が待っています。
数多くのおすすめ観光スポットがある金沢。
歴史さんぽなら……
金沢城公園、長町武家屋敷跡、兼六園、3つの茶屋街(ひがし、にし、主計町)など
伝統工芸やアートにふれるなら……
金沢21世紀美術館、石川県立美術館、石川県立伝統産業工芸館、国立工芸館など
お買い物やご当地グルメを楽しむなら……
香林坊、片町、竪町など
旅先でやりたいことを家族みんなで話し合い、自分たちだけのオリジナルツアーを組み立てていきましょう。
岡山市の後楽園、水戸市の偕楽園と並び、日本三名園のひとつに数えられる兼六園。国の特別名勝にも指定されている大名庭園です。
ゴールデンウィークの時期には菊桜、ツツジ、カキツバタが愛らしい花を咲かせて出迎えてくれます。
国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されているひがし茶屋街。
出格子と石畳が続き、夕暮れ時にはどこからか三味線の音色が聴こえてきます。
雑貨やコスメの店、喫茶店なども営業しているので、時間をかけて散策しましょう。
ひがし茶屋街よりも少し落ち着いた印象があり、広い道幅が特徴のにし茶屋街。
金沢の三茶屋街で最も芸妓の数が多く、夕刻には美しい立ち姿を目にすることも。
徒歩圏内には、忍者寺でおなじみの妙立寺があります。
「なんだか難しそう」と思われがちな現代アートを、親しみやすくわかりやすい形で紹介してくれる美術館。
光と色ガラスを用いて一期一会の景色を見せる作品、水で満たされたプールの中に入り込める作品などの常設展示をはじめ、旬のアーティストが手掛ける特別展も見逃せません。
鮮魚と野菜とフルーツと。金沢のおいしいものがずらりと並んだ活気あふれる市場です。
各店が味を競い合う豪華な海鮮丼、食べ歩きできるコロッケやフルーツなど、ちょっと歩いただけでお腹が鳴ってしまいそう!
本場の味を思う存分楽しみましょう。
金沢の主要観光スポットは、市の中心部から半径2km以内に集中しています。
市内を中心とした観光であれば1泊2日、時間に余裕があれば2泊3日のスケジュールがおすすめです。
ここでは1泊2日プランのモデルコースをご紹介!
1日目は人の少ない午前中にひがし茶屋街へ行き、夕方に主計町茶屋街を散策。
2日目の朝は兼六園・金沢城公園、午前中に金沢21世紀美術館へ。近江町市場で遅めのランチを取るプランです。
詳しくは――
>>【金沢】初めて旅行におすすめ!1泊2日モデルコース!
ひがし茶屋街の散策は午前中がおすすめ!
1日目の午前中は金沢21世紀美術館へ。
午後に石浦神社~尾山神社へ行き、かわいい御守&チャペル風の建築をチェック。夜は目も舌も喜ぶ美しいお寿司を。
2日目は和服に着替えて、ひがし茶屋街~主計町茶屋街のそぞろ歩きを楽しみましょう。
詳しくは――
>>【金沢】フォトジェニックな旅!1泊2日モデルコース!
国の重要文化財に指定されている 尾山神社の神門
路線バスや観光客向け周遊バスが充実している金沢。観光スポットによっては、徒歩5~10分での行き来も可能です。
そのため、バスの発着が多く交通の便も良い金沢駅または香林坊周辺の宿がおすすめ。
飲食店も充実したエリアなので、チェックイン後の食事も安心です。
ホテル日航金沢
JR金沢駅から地下道で直結しているホテル。
全室17階以上にあり、金沢の街並みや夜景を一望することができます。
地物食材を用いた朝食も好評!
金沢茶屋
「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で日本一に選ばれた加賀屋グループが経営する旅館。
厚いおもてなしはもちろん、四季の素材を盛り込んだ加賀・能登の郷土料理が堪能できます。
鹿島屋旅館
金沢駅から徒歩4分の好立地。荷物を預かってもらえるので身軽な金沢観光ができます。
近江町市場で仕入れる新鮮なズワイガニ料理も楽しみ!
きくのや旅館
家庭的であたたかな雰囲気の和風旅館です。
兼六園や長町武家屋敷などの観光スポット、片町や香林坊などの繁華街へも歩いて数分と便利。
金沢東急ホテル
金沢市中心部香林坊に立地し、兼六園や21世紀美術館などの観光地が徒歩圏内。
デュベスタイルのベッドメーキングで旅の疲れも癒やされます。
東京から金沢へ旅行する場合。
ゴールデンウィーク日程中でもっとも料金が高くなる出発日は5月1~3日です。
平均値を見ると、大人1名あたり6~9万円、子ども1名あたり5万円~65,000円程度を用意しておいたほうがよいでしょう。
交通費
現地を移動する際の交通費(公共交通機関)やレンタカーなどを考慮すると、大人1名約2~4万円、4人家族で約6~12万円が目安となります。
東京→金沢間、大人片道料金は次のとおりです。
※新幹線は、「えきねっとトクだ値」きっぷを利用すれば割引価格で乗車することができます(出発日の13日前までの申し込みが必要となります)
食費
老舗の伝統料理からカフェのおしゃれなスイーツまで、グルメがそろった金沢。
人気・定番メニューの相場は以下のようになります。
宿泊費
ゴールデンウィーク日程中でもっとも料金が高くなる5月1~3日に、家族4人で遊びに行くと仮定してみましょう。
以上が、ざっくりとした目安になります。
村上春樹が好きな編集者。好きな言葉は「やれやれ」です。旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力を、オールジャンルでお届けしますね!