沖縄で郷土料理を食べるならココ!ゴーヤチャンプルー、ラフテー、ヤギ料理が大集合!
伝統的な琉球料理には、本土ではあまりなじみのない島食材がたくさん使われています。 海の幸から島野菜まで、沖縄の家庭の味を楽しみませんか。 昔からの知恵と工夫が生きた、てぃーあんだ(=手の脂がしみ込...
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更新日: 2023年1月8日
青い海に囲まれた南国の楽園・沖縄。多彩な楽しみ方ができるため、国内屈指の人気観光地です。
沖縄ではビーチを満喫できるほか、亜熱帯の森で自然体験もできます。話題のカフェやショッピングスポットも目白押し。琉球王国時代から続く歴史や文化に触れるのもよいでしょう。
南北に細長い沖縄本島は各エリアの地域性も魅力。エリア別の特徴やおすすめ観光スポットから所要時間や必要な持ち物など準備に必要な情報まで、まとめて紹介します。
まずは、沖縄のどこにどのような観光スポットがあるのか、訪問するベストシーズン、おすすめのグルメなど、沖縄を満喫するために知っておきたい基本情報を押さえておきましょう。
豊かな自然や多彩なグルメ、多国籍文化のミックスによる独特の文化が沖縄の魅力です。19世紀まで450年間続いた琉球王朝は東南アジアとの中継貿易で栄えました。
日本の一部になったのは明治時代の琉球処分によります。第二次世界大戦後は27年間、アメリカに統治されていました。本土復帰後にリゾート地として開発が進み、観光県沖縄が出来上がったのです。
北部には年間300万人以上の人が訪れる入館者数日本一の水族館、「沖縄美ら海水族館」もあり、観光の目玉となっています。
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南北に細長い沖縄本島は、以下6つの観光エリアに分かれます。
その他に、那覇からフェリーや飛行機で行ける離島としては慶良間諸島の島々や久米島があります。
沖縄本島観光エリアマップ
今回の記事では沖縄本島の各エリアの特徴や、おすすめの観光スポットを簡単に紹介します。
各スポットの詳細を知りたい方は下の記事からチェックしましょう。
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琉球王国時代以来の中心都市で、県外からの玄関口。首里城など世界遺産が多く集まるほか、沖縄らしい飲食店やお店が集まるにぎやかなエリアです。那覇空港からおよそ10km圏内に観光スポットが点在しており、レンタカーでめぐるには便利です。国際通りや首里城公園へは、那覇空港からゆいレールで行くこともできます。
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沖縄戦に関するスポットや聖地「斎場御嶽」があり、沖縄の歴史や精神文化を感じられるエリアです。太平洋を一望できる海カフェにも、ぜひ、立ち寄ってみましょう。
沖縄本島の最南端に近い「平和記念公園」は、那覇空港から車で約17km、「斎場御嶽」は那覇空港から車で約27㎞です。
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嘉手納基地や普天間基地など米軍基地が点在するため、外国人住宅を利用したカフェやショップ、米国人向けの施設が多いエリア。絶景ドライブで有名な海中道路を渡れば浜比嘉島、平安座島に渡れます。
那覇空港から車で訪れる際は、下道でも行けますが、高速道路(沖縄自動車道)を使うと便利です。高速道路と国道を使った場合、那覇空港から美浜アメリカンビレッジへは約40㎞、海中道路までは約53㎞です。
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マリンアクティビティを満喫できるエリア。リゾートホテルが並び、マリンスポーツのツアー会社も集まっています。風光明媚な写真スポットや伝統工芸の見学、買い物ができるスポットも。
那覇空港からは距離があるため、車で訪れる際は、高速道路を利用しましょう。高速道路と国道を使った場合、那覇空港から「やちむんの里」へは約58㎞、「残波岬」へは約62㎞、「万座毛」へは約56㎞です。
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ジンベエザメがゆったりと泳ぐ大水槽をはじめ、沖縄の海中世界を体験できる「沖縄美ら海水族館」は人気No.1。付近には世界遺産の「今帰仁城跡」や絶景の「古宇利大橋」もあります。沖縄そばの名店も集まっています。
那覇空港からは距離があるため、車で訪れる際は、高速道路を利用しましょう。高速道路と国道を使った場合、那覇空港から「沖縄美ら海水族館」へは約101㎞、「今帰仁城跡」へは約100㎞、「古宇利大橋」へは約96㎞です。
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「山原(やんばる)」すなわち山が多い地形。貴重な自然が残り、ヤンバルクイナやノグチゲラなど絶滅危惧動物が生息するエリアです。「やんばる国立公園」内だけでも多くの見どころがあります。
このエリアには高速道路も通っておらず、沖縄自動車道の終点・許田ICから沖縄本島最北端の「辺戸岬」までは約59㎞です。那覇空港からは約136㎞とかなり距離があるため、移動時間を十分に確保しましょう。
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高速船や飛行機を利用すれば那覇から日帰りでも行ける離島。慶良間諸島は座間味島や阿嘉島、渡嘉敷島など大小20余りの島々からなる国立公園で、世界屈指のダイビングスポットです。冬にはホエールウォッチングも人気です。一方、久米島は「球美(くみ)の島」と呼ばれる壮大な大自然が魅力で、ハテの浜や畳石といった美しい景色が広がります。
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本島と橋で接続している古宇利島や瀬底島などへはドライブ途中で立ち寄るとよいでしょう。慶良間諸島へは那覇からフェリー、久米島へは那覇からフェリーか飛行機でアクセス可能。
また、石垣島や西表島など八重山諸島、宮古島など宮古列島へは、羽田空港、関西国際空港、那覇空港などから直行便が出ており、それぞれ個性的な風景とグルメが魅力です。ただし、本島と離島の両方に行こうとすると忙しくなるかもしれません。離島に行くなら、本島とは別に行くほうがおすすめです。
沖縄本島の人気スポットといえば、「首里城公園」と、「沖縄美ら海水族館」。首里城正殿エリアは2019年10月31日の火災で焼失したため入場できませんが、守礼門から広福門までは散策できます(2019年12月17日現在)。
沖縄といえばサンゴ礁に囲まれた透明度が高い海。本島では沖縄美ら海水族館に近い「エメラルドビーチ」や「瀬底ビーチ」、中部西海岸の「アラハビーチ」などが人気です。慶良間諸島では真っ白い砂浜が続く「古座間味ビーチ」や「阿波連ビーチ」でシュノーケリングを楽しめます。
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青く輝く海を一望できる絶景スポットが沖縄本島だけでもたくさんあります。断崖を見晴らす「万座毛」は象の鼻のような岩が有名。北部の屋我地島と古宇利島をつなぐ1960mの「古宇利大橋」では海の上を走る気分を味わえます。南部の「ニライ橋」・「カナイ橋」で見られる海の大パノラマも必見です。
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沖縄本島各エリアには首里城の他にも「勝連城跡」、「今帰仁城跡」や「座喜味城跡」、「中城城跡」などがあり、いずれも世界遺産に登録されています。勝連城跡はパワースポットとしても人気。また、沖縄の自然と信仰の関係を感じさせるパワースポットといえば「斉場御嶽」と「ガンガラーの森」でしょう。
南部は第二次世界大戦末期に激戦地でした。そのため、「ひめゆりの搭」や「平和祈念公園」、「旧海軍司令部壕」など、沖縄戦関連のスポットが集まっています。南部を訪れると、戦争の悲惨さや平和について考える機会を持てるでしょう。
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本島には沖縄の伝統文化や物産を楽しめるテーマパークがたくさん。「琉球村」では赤瓦の古民家で沖縄伝統工芸にチャレンジできます。「名護パイナップルパーク」ではパイナップル畑と温室をめぐり、パイナップル製品を味わえます。沖縄の森を再現した広大な植物園「ビオスの丘」で牛車に乗れば、子供も大喜びです。
初心者や子供でも楽しめる各種体験ツアーも充実しています。たとえば、伝統工芸品づくり体験や琉球楽器体験教室などは、子供も楽しめるでしょう。沖縄の海を体験できるシュノーケリングやカヌー、ダイビングなどのツアーもおすすめです。
マリンアクティビティを満喫できるのは、梅雨が明けた6月下旬から8月頃です。ちょうど夏休みに当たり、沖縄観光のピークシーズンでもあります。強烈な日差しと台風に要注意の時期でもあるため、準備は万全にしておきましょう。
ホエールウォッチングができる時期は12月下旬~4月上旬。また、11月の沖縄は気候が安定していて旅行しやすい時期です。1月下旬~2月上旬には沖縄本島の各エリアで桜祭りが開催されます。2月はオフシーズンのため、連休以外なら旅行費用を抑えられるのがメリットです。
沖縄は亜熱帯性気候に属し、四季があります。3~6月は春から夏へと移っていく時期で、那覇の平均気温は19℃前後です。7~10月は夏から秋の始めで、那覇の平均気温は25~29℃前後。冬に当たる11月~2月の那覇は平均気温が17~22℃前後です。沖縄は風があるため肌寒く感じる場合もあります。
3~6月は半袖・七分袖のシャツやTシャツなどをベースに、朝晩の冷えに備えて長袖のパーカーやジャケットなども携帯しましょう。雨具も必要です。
7~10月はノースリーブ・半袖のシャツやTシャツなどに、冷房や朝晩の冷え対策として羽織る軽い上着を用意しましょう。日差しが強いため、帽子や日傘、サングラスも忘れずに。
11~2月は七分袖・長袖のシャツに薄手・厚手の上着を重ねるのがおすすめです。ストールはさまざまな用途に使えるので便利。
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そばといっても小麦粉100%の麺で、独特の歯ごたえが特徴です。注文した沖縄そばが運ばれてきて、すぐに口に入れると「硬い!」と感じる場合もあります。その場合は、のんびり待って麺が柔らかくなってから食べるとよいでしょう。
そばのトッピングには三枚肉やソーキ、テビチ、昆布やかまぼこ、紅ショウガなどがあります。お好みで七味唐辛子やコーレーグースで辛みをプラス。「そばは、だし、けーむん(沖縄そばは出汁を食べるもの)」という言葉もあるので、汁も味わってみてください。
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チャンプルーと呼ばれる炒めものには、ゴーヤーチャンプルーのほか、マーミナ(もやし)、豆腐、フー(麩)、素麺、ナーベラー(ヘチマ)など多くの種類があります。
豚の全部位を食べるのも沖縄流。三枚肉のラフテーは角煮に似た料理です。ミミガー(豚の耳)やテビチ(豚足)にも挑戦してみましょう。県魚であるグルクンは丸ごと揚げ物にされることが多いです。海ブドウはプチプチした食感が癖になる味。
辛いものが好きな方は泡盛に島唐辛子を漬けこんだ辛み調味料コーレーグースや、石垣島名物のヒバーチ(島コショウ)も試してみてください。
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スーパーでは沖縄食材をリーズナブルに購入可能。マックスバリュやイオンなど全国チェーンのスーパーのほか、沖縄のスーパーチェーンでは「サンエー」や「かねひで」があります。お土産になるものを探したり買ったものの宅配を頼んだりするなら、マックスバリュかサンエーがおすすめです。
スーパーではゴーヤーや島らっきょう、島唐辛子などの島野菜、パイナップルやマンゴーなどのトロピカルフルーツも買えます(旬の時期限定の青果もあり)。
その他、アメリカ食文化の影響から、ポークランチョンミート缶やA1ソース、キャンベルのスープ缶、ルートビアなども定番商品です。沖縄の海塩やレトルトのタコスミート・ラフテー・ソーキなどもおすすめ。
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沖縄には外国人やアーティストなどの移住者も多く、おしゃれなカフェがたくさん。海を見晴らすカフェや森カフェ、沖縄古民家や外国人住居などを使ったカフェ、カラフルでインスタ映えするカフェなどがあります。
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