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一遍

鎌倉時代中後期の僧侶。浄土教の一宗派である『時宗』(総本山:清浄光寺)の開祖。伊予国久米郡の豪族の子として生まれるも、10歳の時に出家。一度還俗するも、32歳で再び出家。各地を行脚し、空也に倣って踊り念仏を始める。“南無阿弥陀仏”と念仏を称えることに価値を置き、寺院に依存しない諸国遊行を貫いて、50歳で死去。弟子の聖戒が詞書(ことばがき)を記し、画僧の円伊が絵を描いた『一遍聖絵(いっぺんひじりえ)』(『一遍上人絵伝(いっぺんしょうにんえでん)』)は国宝。

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