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奈良県は地形によって気候が大きく変わる!同じ県とは思えないほど南北で大きな差! 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月22日

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奈良県は地形によって気候が大きく変わる!同じ県とは思えないほど南北で大きな差!

奈良県の地形は吉野川に沿って南北に分けると、北部は盆地、南部は山地という特徴があります。
気候も北部は温暖で少雨、南部は低温で多雨と、大きく異なります。

奈良県の地形

奈良県は、紀伊半島のほぼ中央に位置し、周辺を山岳に囲まれた内陸県です。内陸県としては最も南に所在する県でもあります。

そんな奈良県は、吉野川に沿って東西に走る中央構造線によって、地形は北部の低地と南部の山地に分かれます。それにより気候も大きく左右されるのです。

奈良県の地形全体図

奈良県の地形全体図
国土地理院色別標高図を元に作成

中央やや北寄りに吉野川が流れています。北部は低地帯、南部は険しい山が連なる山岳地帯です。

奈良県北部の地形

北部には断層により陥落した地溝盆地である奈良盆地があり、周囲を東の笠置(かさぎ)山地、南の竜門(りゅうもん)山地、西の生駒山地と金剛(こんごう)山地、北の奈良丘陵といった標高500~600mの山地や丘陵が囲んでいます。盆地の中央には、大和川が大阪府に向かって流れています。

奈良県南部の地形

南部は紀伊山地が走る山岳地帯で、峻険な山々が連なっています。近畿地方で最も標高の高い八経ヶ岳(はっきょうがたけ)(1915m)もあります。この山並みのなかを北山川、十津川が多くの支流を集めながら南に向かって流れ、和歌山県で合流して熊野川になります。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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