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甲府盆地の地形の成り立ち~甲斐の都が置かれ栄えた地はどのようにできたのか? 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月16日

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甲府盆地の地形の成り立ち~甲斐の都が置かれ栄えた地はどのようにできたのか?

山梨県の人口、産業、文化が集中し、律令国時代から甲斐国の中心地として繁栄していた甲府盆地。
そのダイナミックな成り立ちを見てみましょう。

甲府盆地には山梨の歴史や産業、文化が集積している!

山地が県土の約80%を占めている山梨県。その中央に位置する甲府盆地は、東西約25km、南北約15kmにおよぶ逆三角形をしており、面積はおよそ375k㎡。県庁所在地の甲府市をはじめ、山梨市、韮崎(にらさき)市、南アルプス市、甲斐(かい)市、笛吹(ふえふき)市、甲州(こうしゅう)市、中央市、昭和町、富士川町、市川三郷(いちかわみさと)町の8市3町にまたがる広大な平野部には、山梨県の総人口の約7割を占める約60万人が居住しています。

盆地内の扇状地や、寒暖差のある地形を生かした果樹栽培が盛んであり、ワイン醸造などの地場産業も生み出してきました。

郷土の英雄として名高い戦国武将の武田信玄もまた、この地に拠を構えましたが、そこに巨大な城を築くことはなく、周囲の山々を天然の要塞とし、盆地の地形を最大限に生かした国づくりで、天下に名を轟かせました。

このように、甲府盆地には山梨県の歴史、産業、文化が集積されてきたといえます。

甲府盆地には山梨の歴史や産業、文化が集積している!
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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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