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新潟県の人口は高齢化と合計特殊出生率の低迷により減少 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月16日

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新潟県の人口は高齢化と合計特殊出生率の低迷により減少

新潟県は少子高齢化の影響で人口減少がすすんでいます。様々な対応策を講じていますが結果はどうなっているでしょうか。

【新潟県の人口】増加した市町村は1つのみ

2020(令和2)年の国勢調査速報版によると、新潟県の市区町村で人口が増えたのは聖籠町(せいろうまち)のみ。前回調査(2010年と2015年の比較)では、新潟市の中央区や西区も増えていましたが減少に転じました。

※人口の増加率は平成27年度と令和2年度の国勢調査比。

新潟県の人口流出を防ぐ対応策

新潟市は、県都として、かねてより住民の県外流出を防ぐ「ダム都市化」を目指してきました。「令和2年新潟県人口移動調査」によると新潟市内への県内転入者数は1万8383人。対して県外転出者数は1万2655人。ダム都市として一定の役割が認められます。

※人口は2021(令和3)年6月1日現在の推計人口(新潟県発表)。

新潟県の人口減少は加速度的な高齢化と合計特殊出生率の低迷

それでも人口が減少したのは、加速度的な高齢化と合計特殊出生率の低迷にあります。新潟県福祉保健部の調査(2019年確報)によると、新潟市の合計特殊出生率は1.28。県平均の1.38を0.1ポイント下回ります。新潟県民が新潟市に転入するいっぽうで、子どもを産む世帯が減り高齢化による死亡者数が増加しているため、結果的に人口減に歯止めがかかっていません。また、表に示したとおり、阿賀町ほか4市町村では人口の4割以上が65歳以上と高齢化が非常に進んでいます。

出典:総務省ポータルサイト「e-Stat」(平成27年度国勢調査時)

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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