フリーワード検索

ジャンルから探す

トップ > カルチャー >  北海道・東北 > 北海道 >

【北海道の人口】課題は増え続ける高齢世帯

国立社会保障・人口問題研究所の将来推計によると、北海道では65歳以上の高齢世帯の割合が2040(令和22)年には47.8%になるといいます。

とりわけ高齢化が著しいのは夕張市。2006(平成18)年に財政再建団体へと転落してからというもの、 人口の下落幅は増大するばかりで、2020(令和2)年春時点で、 人口の約半数が65歳以上の高齢者です。

【北海道の人口】課題は増え続ける高齢世帯
出典:平成27年度国勢調査

【北海道の人口】増加率トップの東神楽町

そのなか、人口を大幅に増やしているのが旭川市に近い東神楽町(ひがしかぐらちょう)です。10%超も増えた道内唯一の自治体で、2015(平成27)年までの40年間で人口は約2倍増。15歳未満の年少人口割合も15.7%と道内トップです。

集住地域でもあるひじり野地区には大型ショッピングセンターが進出。旭川のベッドタウンとして、 その地位を確立しています。子育て・教育支援を充実させ、若年ファミリー層の獲得に余念がありません。

【北海道の人口】増加率トップの東神楽町
人口の増加率は平成22年度と平成27年度の国勢調査比

【北海道の人口】住みよさナンバーワンは室蘭市

他方、 東洋経済新報社による「住みよさランキング」では、室蘭市が全国トップ100にランクイン。

人口は6.32%減だが、気候や都市公園面積、水道料金などを指標にした「快適度」は全国9位。住みよさを売りにした移住者獲得などの政策に取り組んでいます。

【北海道の人口】住みよさナンバーワンは室蘭市
出典:東洋経済新報社『都市データパック2019年版』

『北海道のトリセツ』好評発売中!

地形、交通、歴史、産業…あらゆる角度から北海道を分析!地図を読み解きながら紹介するマップエンターテインメント。北海道の知っているようで知られていない意外な素顔に迫ります。思わず地図を片手に、行って確かめてみたくなる情報を満載です!

『北海道のトリセツ』見どころ―目次より抜粋

Part.1 地図で読み解く北海道の大地
地球規模のプレート運動が北海道の大地と山々をつくる!
むかわ町穂別で発見された新種恐竜カムイサウルスとは!?
国内最大の湿地・釧路湿原が3000年以上も陸地化しない謎 ほか

Part.2 北海道を駆け抜ける鉄道網
日本初の軌道交通は茅沼を走り手宮~札幌に道内初の本格鉄道
ゴムタイヤで性能は上々 札幌市営地下鉄3路線の実力
樺太の鉄道と稚泊連絡船 最北の鉄路・宗谷本線 ほか

Part.3 北海道で動いた歴史の瞬間
4000年前の縄文時代に築かれたストーンサークルとは何か?
海を駆け巡る北の民アイヌ 樺太進出を狙い元と戦う!
松前藩が誕生し支配体制が確立! 南下を狙うロシアとのにらみあい
土方歳三の戦死で戊辰戦争終結! 旧幕府軍が描いた蝦夷共和国とは ほか

Part.4 北海道で育まれた産業や文化
150年で200万都市へ成長! 道都・札幌が大発展した理由とは?
北海道らしい大規模農業は開拓時代に黒田清隆が提唱した!
サッポロビールにニッカウヰスキー 北の大地で銘酒が誕生するまで ほか

<コラム>
データで分かる全189市区町村 人口、所得、農業・漁業
初三郎が描いた北海道の鳥瞰図
過酷な気候と労働が生んだ 小林多喜二のプロレタリア文学

『北海道のトリセツ』を購入するならこちら

リンク先での売上の一部が当サイトに還元される場合があります。
1 2

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!

エリア

トップ > カルチャー >  北海道・東北 > 北海道 >

この記事に関連するタグ