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伊勢湾台風にみる高潮など大被害のメカニズム 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月14日

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伊勢湾台風にみる高潮など大被害のメカニズム

伊勢湾台風にともなう死者・行方不明者は、日本の台風史上最大となりました。
その主因は、伊勢湾沿岸を飲み込んだ大規模な高潮によるものでした。

伊勢湾台風はどんな台風だった?

1959(昭和34)年9月21日21時、マリアナ諸島の東海上で台風15号が発生しました。発生時の中心気圧は1012hPaでしたが、23日15時には895hPa、最大風速70m/s以上と猛烈な勢力になりました。とくに22日9時から23日9時にかけた24時間は、中心気圧が91hPaも下がるという記録的な急発達を遂げました。

台風はそのまま北上し、26日18時頃に潮岬(和歌山県)の西に上陸。その後は日本列島を足早に縦断し27日朝までには太平洋へと抜けました。上陸時の中心気圧は929.5hPaで、日本に上陸した台風では記録のある範囲で枕崎台風(1945年上陸時911.6hPa)、室戸台風(1934年上陸時912hPa)に次ぐ3番目の強さでした。

伊勢湾台風の進路

伊勢湾台風の進路
気象庁の公開データを元に作成

1959(昭和34)年の台風15号は、9月21日にマリアナ諸島の東海上で発生。26日18 時頃和歌山県潮岬の西に上陸し、約6時間で本州を縦断しました。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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