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袋田の滝形成の秘密~壁面の岩に海底火山の証!~

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月14日

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袋田の滝形成の秘密~壁面の岩に海底火山の証!~

栃木県・福島県との県境のまち大子町にある日本三名瀑のひとつ、袋田の滝。
国の名勝に指定されている県北の名所は、海底火山が隆起してできました。

袋田の滝ってどんな滝?

高さ約120m、幅約73mの袋田(ふくろだ)の滝は、月居山(つきおれさん)の中腹、久慈川中流の支流である滝川が、水源である東の生瀬(なませ)盆地から西の低地へと流れ落ちる渓谷にあります。

滝の流れが岩壁を4段に落下することから、あるいは西行(さいぎょう)法師がこの地を訪れた際に「四季に一度ずつきてみなければ真の風趣は味わえない」と絶賛したことから、「四度(よど)の滝」とも呼ばれています。弘法大師も護摩修行に訪れているほか、徳川光圀や徳川斉昭も足を運び、和歌を残しています。

周辺は温帯林や草本類など多様な植生に恵まれ、新緑や紅葉など四季折々の変化に富み、冬期は滝が凍結(氷瀑(ひょうばく))するため、観爆だけでなくアイスクライミングを楽しむ人もいるようです。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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