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日立製作所成長物語~鉱山開発のための小さな工場が世界的企業に成長するまで~ 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月14日

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日立製作所成長物語~鉱山開発のための小さな工場が世界的企業に成長するまで~

日本を代表する総合電機メーカーとして知られる日立製作所。100年以上にわたる日立製作所の歴史は、鉱山の小さな機械修理小屋から始まりました。

日立製作所の始まり

世界に名だたる総合電機メーカーである日立製作所。会社のみならず、創業地である日立の街をも大きく発展させました。
創業者の小平浪平(おだいらなみへい)が初めて日立の地を踏んだのは1906(明治39)年で、日立鉱山を開業した久原房之助(くはらふさのすけ)に声をかけられ入社しています。小平は、過去に久原房之助が所長を務めていた秋田県の小坂鉱山(こさかこうざん)で電気主任技師として発電所建設に携わっており、久原とは旧知の仲でした。日立鉱山を電力化するにあたり、小平の豊かな経験が買われたのです。

工作課長に任じられた小平は、事業用発電所の建設に奔走します。そのいっぽうで、鉱員によって乱暴に扱われて壊れた機械の修理に追われる日々が続きました。作業場は窓もろくにないような40坪程度の粗末な掘立小屋でしたが、この掘立小屋こそが出発点となるのです。1910(明治43)年、久原鉱業所日立鉱山付属の修理工場として日立製作所が発足、10年後には株式会社として独立しました。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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