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祇園の町並みが今の形になったのは発展は20世紀になってから!? 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月22日

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祇園の町並みが今の形になったのは発展は20世紀になってから!?

古都の趣を感じられる祇園は、茶屋や料亭が並ぶ人気のスポットです。
しかし、現在の形になってから、まだ100年程度しか経っていないという事実があります。

祇園の町並みは重要伝統的建造物群保存地区に指定されている

東山区に位置する祇園は、四条通を中心として鴨川、東大路通、建仁寺までの範囲に広がっています。その一角である新橋通は国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されており、京都有数の花街です。

祇園の名前の由来

祇園という名前は、八坂神社に由来します。創建当時の八坂神社は釈迦(しゃか)が説法をした祇園精舎から取って「祇園社」、門前町は「祇園」と名づけられたといいます。

祇園の変遷とその名残

1202年に建仁寺が開山すると、祇園の大部分は境内に組み込まれました。しかし、明治維新で神仏分離政策がとられ、寺領のほとんどが没収となり、祇園社も八坂神社と名を変えます。国宝に指定された社殿が寺院の本堂のように本殿と拝殿を兼ね備えた形なのも、神仏習合時代の名残とされています。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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