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郷義弘は秀吉も称えた伝説の刀工~富山県は刀剣との結びつきが強かった!~ 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月18日

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郷義弘は秀吉も称えた伝説の刀工~富山県は刀剣との結びつきが強かった!~

日本史に残る名工といわれた正宗の弟子の1人が、越中出身の郷義弘。その刀は豊臣秀吉にも愛好され、師の正宗と並んで「天下三作」と称えられるまでになった。

郷義弘は相州伝を確立した政宗の弟子

日本刀の歴史において、名刀の産地と呼ばれた地域は5つ。それぞれの流派は「大和(やまと)伝」(現在の奈良県)、「山城(やましろ)伝」(京都府)、「備前(びぜん)伝」(岡山県)、「相州(そうしゅう)伝」(神奈川県)、「美濃(みの)伝」(岐阜県)といい、5つをあわせて「五箇伝(ごかでん)」と呼ばれています。しかし越中も名刀の産地であり、優れた刀工を輩出していたことは、刀剣マニア以外にはあまり知られていません。

相州伝を確立した正宗は、鎌倉時代末期に活躍した刀工でした。その正宗の兄弟子・佐伯則重(さえきのりしげ)と、正宗に弟子入りした郷義弘(ごうよしひろ)は、両者とも越中に生まれ、越中で刀づくりをおこなったといわれています。

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