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八海山の成り立ちは?地殻変動によって約300万年で2000m近くも隆起! 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月16日

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八海山の成り立ちは?地殻変動によって約300万年で2000m近くも隆起!

かつてはるか低い場所にあった八海山は、隆起によって現在のような険しい山容となりました。そして、今も隆起し続けている理由に迫ります。

八海山は越後三山のひとつ

新潟県南魚沼(みなみうおぬま)市に位置する八海山(はっかいさん)は、峰が続く中ノ岳(なかのだけ)(2085m)と越後駒ヶ岳(えちごこまがたけ)(2003m)とともに越後三山のひとつとして知られています。山頂付近は、約2㎞にわたって切り立った岩が続く八ツ峰(やつみね)と呼ばれる岩峰群となっています。八ツ峰はそれぞれ地蔵岳(じぞうだけ)、不動岳(ふどうだけ)、七曜岳(しちようだけ)、白河岳(しらかわだけ)、釈迦岳(しゃかだけ)、摩利支岳(まりしだけ)、剣ヶ峰(けんがみね)、大日岳(だいにちだけ)と名がついています。

八海山、越後駒ヶ岳、中ノ岳を総称して越後三山と呼びます。この地域では冬に大量の積雪があり、繰り返し雪崩が発生するために山肌が削られ、春に雪解け水が流れる河川が、三山を隔てる深い谷を形成しています。

八海山は修験道と登山上級者向けの山

八海山の最高峰は、八ツ峰の南東にある1778mの入道岳です。標高は2000mに満たないですが、その険しい山容から、八海山は古くから修験道の山とされ、垂直に近い鎖場が連続する登山上級者向けの山となっています。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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