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上越新幹線の雪対策がすごい!厳冬期の豪雪対策も万全! 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月16日

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上越新幹線の雪対策がすごい!厳冬期の豪雪対策も万全!

冬期、降雪で遅延する東海道新幹線を教訓に、温水スプリンクラーやスラブ軌道など万全の対策を施して開業した上越・北陸新幹線のすごさに迫ります!

上越新幹線が雪対策は東海道新幹線を教訓に

雪国を走る上越新幹線は、1982(昭和57)年11月の開業当初から「雪に強い新幹線」といわれています。これは、関ヶ原地区の降雪で毎年遅延が発生する東海道新幹線を教訓に、改良されたシステムが設備されているからです。

東海道新幹線では、列車が跳ね上げた雪が床下や台車にこびりつき、雪のない区間で溶けた雪の塊が線路上に落下。今度は軌道のバラスト(砂利)を跳ね上げ、床下機器を壊す事例が多発しました。そのため関ヶ原地区では降雪時にスプリンクラーにより散水し、通過速度を落とした徐行運転を行い、積雪の跳ね上げを最小限に抑えることで対処しています。散水量が多ければ効果も上がりますが、バラスト軌道と盛り土構造なので大量の水が使用できないのでした。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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