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なにわ筋線で円滑移動が実現?関空から梅田まで直通で行ける「なにわ筋計画」とは 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月13日

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なにわ筋線で円滑移動が実現?関空から梅田まで直通で行ける「なにわ筋計画」とは

大阪府と市が鉄道各社と進める「なにわ筋計画」。
巨費を投じる事業によって、大阪の路線図はどう変化するのでしょうか。
計画がもたらす大阪鉄道網の未来とは?

なにわ筋線の建設計画

なにわ筋計画は、大阪府と市がJR西日本、南海電鉄、阪急電鉄と共同で新鉄道路線を建設する計画です。すでに1989年から検討され、2017年5月に府や市と私鉄各社が事業開始に合意。新路線「なにわ筋線」の建設工事が正式に決まりました。

なにわ筋線はどこを通る?

計画によると、路線はJR難波駅および南海新今宮駅と2023年に開業予定の「北梅田駅(仮)」を結ぶ全長約7.4㎞の鉄道路線となっています。

北梅田駅と新今宮駅の間には中之島付近に設置される「中之島駅」、阿波座(あわざ)近辺に建設中の「西本町駅」、千日前通を少し進んだ先に「南海新難波駅」が設けられ、路線のほとんどは地下を通ります。これらの駅名はすべて仮称ですが、そのまま採用となる可能性は高いといいます。

なにわ筋線はどこを通る?
関西高速鉄道会社の資料を元に作成

既存の地下鉄やJR東西線、私鉄の路線のほかに、高速道路の基礎に影響を与えないため、なにわ筋線はかなり深い部分を通るようになり、最深部は地下50m級になる予定。

なにわ筋線の運営はどの鉄道会社が担う?

路線の運営は南海とJRが主体となり、おもに新今宮駅から西本町駅間が南海、JR難波駅から西本町駅間をJRが単独で営業し、西本町駅から北梅田駅が両社の共同営業となります。

これらの路線を整備する総事業費は約3300億円。営業開始は2031年ごろを予定し、阪急も北梅田駅と十三駅を結ぶ連絡線の整備を検討しています。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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