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海岸段丘が発達した南房総と元禄型関東地震の関係 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月14日

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海岸段丘が発達した南房総と元禄型関東地震の関係

南房総市千倉町から館山市にかけた沿岸部には何段もの階段状地形、海岸段丘が発達しています。
これらは大地震による隆起の痕跡にほかなりません。

海岸段丘からわかること

房総半島南部、とくに南房総市千倉町(ちくらちょう)から館山市にかけた海岸沿いには、階段状の地形である海岸段丘(だんきゅう)が広く分布しています。段丘は高位から順に、沼Ⅰ~Ⅳ面の4つに大別され、全体を沼面群といいます。そしてこの沼面群は、房総半島付近で大地震が繰り返し起こったことを物語ります。

なお、段丘の最高地点は、約7200年前の地震で干上がったとされる沼Ⅰ面で、標高約30m。計算すると年間平均で約4㎜の隆起であり、日本最速級の隆起速度を誇ります。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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