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神奈川の地形と海洋プレートの運動

神奈川の地形形成に大きく関与しているのが、海洋プレートの運動です
神奈川付近では、北アメリカプレートに太平洋を北上するフィリピン海プレートと太平洋プレートが沈み込んでいます。このうちフィリピン海プレートが、南洋で生まれた火山島(丹沢)を本州へ衝突させました。
海溝に堆積した火山噴出物や砂泥などは、北上するプレートにより本州へ付加して(くっついて)三浦半島や大磯丘陵など県域の基盤をつくりました。
この上に、富士山や箱根火山が噴火したことによる火山灰(関東ローム層)が堆積しているのです。

また、箱根火山は沈み込み帯に沿ってできる火山フロント(八ヶ岳~富士山~伊豆諸島)上にあり、海底のプレート境界(相模トラフ)では大地震を繰り返し発生してきました。
このように神奈川は、今も昔も地球の地殻変動の影響を強く受けているのです。

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【注目1】神奈川の地質・地形を徹底分析

巨大カルデラを有する箱根火山のすごさ、三浦半島の最南端&城ケ島でわかる日本列島の魅力、かつて火山島だった丹沢山地、江の島ができる過程、天然の城塞都市・鎌倉の全貌など、神奈川のダイナミックな自然の成り立ちを解説。

【注目2】古代から中世、江戸時代、近現代の神奈川の歴史を一望

相模原にあった日本最古の住居遺跡、なぜ源頼朝は鎌倉に幕府を置いたのか、難攻不落を誇った小田原城と太閤一夜城の攻防、寒村に過ぎなかった横浜が開港の地になった理由、廃藩置県後4県あった神奈川はどうやってまとまったのかなど、神奈川の歴史のポイントがわかる。

【注目3】神奈川を駆け巡る鉄道網をはじめ、神奈川で育まれた文化や産業を紹介

箱根登山鉄道の実力をはじめ、幻の川崎市営地下鉄、小田急・京急・東急他私鉄各線のエピソード、廃線後も現存する横浜市電のトンネルなど、神奈川を走る鉄道網の秘密に迫る。また横須賀に造船所が作られ軍港になった理由や東京湾最大の自然島「猿島」に残る軍事遺産、相模川水系に築かれた3つのダムなど、神奈川を支える文化・産業のパワーを探る。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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