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「天井川」ってどんな川?芦屋川や住吉川など阪神間の河川に天井川が多い理由 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月20日

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「天井川」ってどんな川?芦屋川や住吉川など阪神間の河川に天井川が多い理由

川底が民家の天井より高い場所を流れる川を「天井川」という。この川ができた背景には、六甲山の特殊な地形が関与していました。

天井川の定義と形成

六甲山南麓を流れる芦屋川や住吉川、石屋川、夙川(しゅくがわ)は天井川と呼ばれます。天井川とは、周囲の平地よりも高い場所を流れる川です。川底が民家の天井より高い場所にあるように見えることから、そう呼ばれています。

天井川は、平地を流れていた川の底に土砂が積もり、川自体が周囲の地面より高くなってしまうことで起こります。では、どうして阪神間の河川に天井川が多いのでしょうか?

① 川の堤防が人家よりも低かったため、堤防を高くしました。
② 土砂がたまり、川底が上がる。そのためさらに堤防を高くしました。
③ 堤防を高くしていくうちに、川底が人家より高くなり、天井川となります。

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