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台湾の日本統治時代をたどる~半世紀に及ぶ日本統治と19人の台湾総督

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月30日

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台湾の日本統治時代をたどる~半世紀に及ぶ日本統治と19人の台湾総督

台湾が日本の統治下に置かれた半世紀(1895~1945)。この間に台湾には多くの変化が生まれ、現在に至っています。この半世紀とは台湾にとってどんなものだったのでしょうか?

日本統治時代の最高権力者・台湾総督は半世紀で19人に上ります。絶対的な権力を持つ台湾総督は、新領土・台湾をどのように統治していったのでしょうか?後半で詳しく見ていきましょう。
また、日本統治時代の台湾の最大の行事とされた皇太子時代の昭和天皇の台湾行啓の様子からも、日本統治下の台湾を垣間見ることができます。

台湾の日本統治が始まった

明治維新を経て、新興国家の道を歩み始めた日本。その最初の試練が日清(にっしん)戦争でした。そして、下関(しものせき)条約で台湾および澎湖(ぼうこ(ほうこ))地区を得ます。これは日本史上、国際条約を経て得た初めての海外領土となりました。

台湾総督府の始政式は、1895(明治28)年6月17日に行われました。初代台湾総督は樺山資紀(かばやますけのり)でした。当時は各地で頻発したゲリラの掃討に追われ、北白川宮能久(きたしらかわのみやよしひさ)親王率いる近衛(このえ)師団が派遣され、北から南に向かって抗日勢力を鎮圧していきました。戦火は南に向かうほど厳しいものとなり、とりわけ彰化(しょうか)以南の戦闘は熾烈(しれつ)を極めました。この時代の台湾は、戦闘に明け暮れる毎日だったのです。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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