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【岩手県の人口】人口増加率のトップは滝沢市

こうした状況下で、 人口が増加している街は貴重です。人口増加率トップは2.98%の滝沢市。かつて5万人超が暮らす「日本一大きな村」として知られていた滝沢村が、2013(平成25)年に市制移行。もともと岩手県都・盛岡市のベッドタウンとして発展し、周辺各市町村からの人口流入が多くなっています。活発な再開発も人口増を後押ししています。

また、 同様に転入者が多い矢巾町や紫波町も、 盛岡市のベッドタウンの役割を担っています。

【岩手県の人口】人口増加率のトップは滝沢市

※人口増加率は平成22年度と平成27年度の国勢調査比。人口は2021(令和3)年3月1日現在。

【岩手県の人口】人口増加率のトップは滝沢市
出典:総務省ポータルサイト「e-stat」(2015年の国勢調査)

【岩手県の人口】深刻な少子化問題

いっぽう、 多くの町村部では少子高齢化が深刻です。三方を奥羽山脈に囲まれた西和賀町は、65歳以上が岩手県1位の約47%と約2人に1人が高齢者。2040年には人口が、 現在の約5400人から約3200人になるとの予測もあります。

高齢者が人口の4割を超えているのはほかに葛巻町、住田町、岩泉町の3町です。

【岩手県の人口】深刻な少子化問題
出典:総務省ポータルサイト「e-stat」

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Part.1 地図で読み解く岩手の大地

・盛岡のまちを見守る名峰 岩手山はどうやってできた?
・宮沢賢治が名付けた理想の地? イーハトーヴの風景地とは
・三陸海岸のうち南部だけが リアス海岸になっている理由
・三陸沖で多発する地震と 津波発生のメカニズムを探る
・平泉の黄金文化を支えた 玉山金山はどこがすごい?
・カルスト台地に刻まれた猊鼻渓と 幽玄洞は古生代の化石の宝庫!
・ティラノサウルス類化石も発見! 国内最大の琥珀産地・久慈

などなど岩手のダイナミックな自然のポイントを解説。

Part.2 岩手を駆け抜ける鉄道網

・軌道から車両まで対策は万全! 積雪地帯を快走する東北新幹線
・一ノ関以北で客車が走り続けた 大幹線・東北本線の歴史と実力
・急勾配を克服する物流の幹線 IGRいわて銀河鉄道がすごい!
・『銀河鉄道の夜』の原風景を走る岩手軽便鉄道に始まった釜石線
・三陸縦貫鉄道を引き継ぎ誕生! 沿岸部を走る三陸鉄道リアス線
・龍ヶ森の急勾配を越えろ! 奥羽山脈を横断する花輪線

などなど岩手ならではの交通事情を網羅。

Part.3 岩手で動いた歴史の瞬間

・人々が定住し集落が生まれ 南北それぞれの文化が発達
・胆沢平野を中心に米作が進み 強大な権力も生まれる
・蝦夷のリーダー・アテルイと ヤマト王権の熾烈な争い
・安部氏から奥州藤原氏 やがて群雄割拠の戦乱へ
・前九年・後三年の役が終結し 花開いた黄金の平泉文化
・大崎氏と斯波氏の時代を経て 南部氏と伊達氏が台頭
・戊辰戦争での敗北から 紆余曲折ののち岩手県が成立

などなど、激動の岩手の歴史に興味を惹きつける。

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