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宮城県の地形と地理~東北の中心地にふさわしい条件とは?~ 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月14日

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宮城県の地形と地理~東北の中心地にふさわしい条件とは?~

現在、宮城が東北の中心的存在であることにあまり異論はないでしょう。
では、なぜ宮城が傑出していったのでしょうか。
宮城を取り巻く自然環境から見てみましょう。

【宮城県の地形】仙台平野と奥羽山脈による穏やかな気候

宮城県は、山がちな東北地方にあって比較的広い仙台平野を中心に発展してきました。東は太平洋に面していて、県北部~中部の海岸は入り組んだリアス海岸となっています。西部には高く険しい奥羽山脈がそびえ、隣県との境界をなしています。南と北にはそれぞれ比較的なだらかな阿武隈山地と北上山地が位置します。

高く険しい奥羽山脈が風をさえぎるため、東北の気候は太平洋側と日本海側で大きく異なります。夏は「やませ」と呼ばれる湿った冷たい東風の影響で、太平洋沿岸は日本海側に比べて低温となる傾向があります。冬は、北西から吹く季節風が日本海側に豪雪をもたらす一方で、太平洋側では乾燥した晴天が続き、積雪は多くありません。

このように宮城県は、東北の中では比較的穏やかな気候に恵まれた土地であるといえるでしょう。

【宮城県の地形】仙台平野と奥羽山脈による穏やかな気候
国土地理院色別標高図を元に作成
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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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