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浜松まつりの歴史~中田島砂丘で「凧揚げ合戦」が開かれるワケ~

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月20日

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浜松まつりの歴史~中田島砂丘で「凧揚げ合戦」が開かれるワケ~

遠州に吹き荒れる強い風は太古に砂丘を作り出し、中世にはこの地に凧揚げ文化を生み出しました。
風土に根差した伝統は今も地域の人々に受け継がれています。

浜松まつりの凧揚げ会場となる「中田島砂丘」は日本3大砂丘の一つ

中田島砂丘は遠州灘に面しており、天竜川によって内陸から運ばれてきた砂が遠州灘に堆積し冬期の西風によって形成されました。東西約4km、南北約0.6kmほどの砂丘で、日本三大砂丘の一つにも数えられています。

強風によって砂上に美しい模様を作り出す風紋や、砂浜に上陸して産卵するアカウミガメ、ハマヒルガオやコウボウムギといった海浜植物を見ることができる静かな砂丘です。毎年5月3日~5日の3日間は、砂丘西の遠州灘海浜公園が浜松まつりの凧揚げ会場となり、多くの人で賑わう、熱気で溢れる場所へと様変わりします。

浜松まつりの凧揚げ会場となる「中田島砂丘」は日本3大砂丘の一つ

風紋。海からの風が砂丘に美しい模様を作り出します。

浜松まつりの凧揚げ会場となる「中田島砂丘」は日本3大砂丘の一つ
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