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黒川良安は江戸時代のウイルス感染症と戦った北陸の近代医療の父 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月21日

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黒川良安は江戸時代のウイルス感染症と戦った北陸の近代医療の父

富山県生まれの黒川良安は、加賀藩医に抜擢され、多くの功績を残しました。なかでも天然痘の予防接種を進めたことで知られ、設立した種痘所は金沢大学医学部に繋がる源流となったのです。

黒川良安は長崎で12年間蘭医学を学ぶ

文化14(1817)年、新川(にいかわ)郡黒川村(現在の上市町(かみいちまち))に黒川良安は生まれます。父は加賀藩の医師兼漢方医であった黒川玄竜(げんりゅう)で、12歳のとき、蘭方医学を学ぶため、両親に連れられて長崎へ留学。そこで12年間、医学と語学の勉強に励みます。天保11(1840)年、帰郷する途中、金沢で当時の加賀藩家老・青山将監(しょうげん)の医師に取り立てられ、50石を授かりました。

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