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沖縄の15%が米軍基地!戦後アメリカの統治下となった沖縄 画像:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月22日

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沖縄の15%が米軍基地!戦後アメリカの統治下となった沖縄

アメリカに占領された沖縄は、本土とは異なった歴史をたどります。
極東アジアの政情変化にともない、基地としての役割が増大していくのでした。

沖縄に米軍基地が設置された背景

1945(昭和20)年3月26日に慶良間に上陸したアメリカ軍は、南西諸島における日本の権限停止と占領の開始を布告しました(ニミッツ布告)。これにより沖縄は政治的に日本と切り離され、本土とは異なった戦後を歩むことになります。

戦後の1946(昭和21)年1月にGHQは北緯30度以南をアメリカの軍政下に置くことを宣言しますが、1949(昭和24)年まで明確な統治方針を打ち出すことができず、この期間は「忘れられた島」と呼ばれるような保留状態が続きました。1949(昭和24)年10月に中華人民共和国が成立し、翌1950(昭和25)年6月に朝鮮戦争が勃発すると、アメリカはアジア戦略の重要拠点として沖縄での基地建設をさらに推し進めていきました。同年12月には米国軍政府を琉球列島米国民政府(USCAR)と改称。
1952(昭和27)年には琉球政府を発足させ、米軍の意向に沿うような行政機構をつくり、沖縄を強いコントロール下に置きました。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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