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鳥海山の火山地形と湧水は大量の溶岩流がもたらした 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月16日

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鳥海山の火山地形と湧水は大量の溶岩流がもたらした

鳥海山は大量の溶岩を噴出しながら、「出羽富士」と呼ばれる堂々とした姿に成長しました。日本海がもたらす大量の雪や雨は滝や湧水となり、山麓を潤しています。

鳥海山は活火山として日本有数

鳥海山(標高2236m)は、東北地方では尾瀬の燧ケ岳(ひうちがたけ)(標高2356m)に次ぐ高峰です。日本有数の規模を誇る活火山であり、その火山体は東西約26㎞、南北約14㎞におよぶ。西方に流れた溶岩流は日本海に達しており、四方に長い裾野をひく姿は「出羽富士」とも呼ばれています。

鳥海山は火山活動により山体崩壊を繰り返してきた

鳥海山は大きく西鳥海と東鳥海に分けられ、火山活動は西から東に移動する傾向があります。また、安山岩(あんざんがん)質の溶岩を大量に噴出しては、山体崩壊を繰り返してきたことも特徴です。そのため、西鳥海の古いカルデラや火口湖から、東鳥海のいまだ噴火の荒々しさを残す新山まで、変化に富む景観を楽しむことができます。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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