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軽井沢の歴史~明治期の外国人別荘に始まり、現在のリゾート化に至るまで~ 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月26日

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軽井沢の歴史~明治期の外国人別荘に始まり、現在のリゾート化に至るまで~

関東と信州を結ぶ中山道の宿場町から、宣教師ショーの紹介によって、年間約850万人が訪れる県下一の観光地となった軽井沢の変遷をたどります。

軽井沢の歴史は中山道の宿場町として栄えたことにはじまる

浅間山(あさまやま)南麓の標高約1000mの高原に位置する軽井沢(旧軽井沢)は、中山道(なかせんどう)の宿場町として沓掛(くつかけ)(中軽井沢)、追分(おいわけ)とともに「浅間根腰(ねごし)の三宿(さんしゅく)」として発展してきました。

安中(あんなか)市(群馬県)との県境にある碓氷(うすい)峠(旧碓氷峠)は、関東と信州を結ぶ難所であり要地でもありましたが、1884(明治17)年、南方に碓氷新道(国道18号線)がつくられ、1893(明治26)年に横川(群馬県)~軽井沢間の鉄道が開業し、上野~直江津(なおえつ)(新潟県)間が全通すると、軽井沢駅(新軽井沢)が新たな玄関口となり、宿場町としての役割は終えることとなりました。

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