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縄文人と弥生人を比較!縄文時代晩期の日本にやってきた弥生人を知る

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月12日

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縄文人と弥生人を比較!縄文時代晩期の日本にやってきた弥生人を知る

大陸や朝鮮半島からやってきた渡来系の弥生人は、農耕と金属器を日本に伝えました。弥生人には、いろいろは系統を持つ弥生人がいました。
いわゆる〝濃い〟顔の縄文人に対して、弥生人は平坦な顔をしていたのはよく聞く話です。縄文人弥生人が混血しながら、現在の日本人が形成されていったのです。

縄文人と弥生人の違い:いろいろなルーツをもつ弥生人

縄文時代末期、大陸より新たな人々が日本に渡来してきます。彼らはもともとシベリアに住んでいた集団で、約6000年前から東アジアに広がり、約3000年前に朝鮮半島を経由して渡来し、日本に水田稲作や金属器もたらしました。

一般に朝鮮半島を経由しての渡来と考えられていますが、一方で中国の長江以南に源流がある高床倉庫などの文化も伝えられているため、中国の文化を受け継いでいる人々であった可能性もあるようです。

弥生人は新しくやってきた渡来人の形質を引く人々(渡来系弥生人)と、縄文人が移行して弥生人になった人々(縄文系弥生人)、そしてその両者の混血の人々から成ります。渡来系弥生人は縄文人に比べて背が高いものの、手足は短いという特徴を持ちます。顔は長い円形でのっぺりしていて平坦で、歯は大きく、かみ合わせると上の歯が少し前に出るようになっています。

縄文人と弥生人の違いまとめ

縄文人弥生人の身体的特徴を比較してみましょう。

身長(縄文人は平均162㎝、弥生人は平均163㎝)※男性の場合
顔(縄文人は彫りが深い、弥生人はのっぺりしている
瞼(縄文人は二重、弥生人は一重
鼻(縄文人は高い、弥生人は低い
唇(縄文人は厚い、弥生人は薄い
歯のかみ合わせ(縄文人は上下の歯がぶつかり合う、弥生人は上の歯がやや前に出ていてぶつかり合わない
手足(縄文人は長い、弥生人は短い
体毛(縄文人は濃い、弥生人は薄い

縄文人と弥生人の違いまとめ
縄文人と弥生人の違いまとめ
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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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