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【宮城県の人口】増加率の上位は大手企業の工場設置が進んだ市町村

平成22年度と同27年度の国勢調査で比較すると仙台市の人口増加率は3.46%で県内6位。同じ調査で、人口増加率の1位は大和町(たいわちょう)で13.46%、2位は富谷町(とみやちょう)(現在は富谷市)で9.67%。3位は大衡村(おおひらむら)で6.92%。これらの市町村で人口が増えたのは、大手自動車メーカーなどの工場設置が進んだ結果といえます。

【宮城県の人口】増加率の上位は大手企業の工場設置が進んだ市町村

※人口の増減は平成22年度と平成27年度の国勢調査比。

【宮城県の人口】増加で際立つ仙台市だが今後は減少の可能性も?

仙台市の人口増加率は県内6位とはいえ、母集団が大きいので約4万人増えたことになります。それに対し、大和町の人口は2万8244人だから、約4000人の増加です。これひとつみても、仙台市の人口増加は際立っています。

震災から年を経て、現在は仙台市の人口の伸びも一段落したと聞きます。今後は国内の人口減少にともなって、 核都市・仙台の人口も減少に転じるかもしれません。

【宮城県の人口】増加で際立つ仙台市だが今後は減少の可能性も?

※人口の増減は平成22年度と平成27年度の国勢調査比。

【宮城県民の所得】ランキング1位は仙台市ではなく大衡村!

平成28年度の宮城県市町村民経済計算によると、 仙台市で働く人の平均年収は意外に低く、341万4000円。

1位は大衡村の419万7000円で、70万円近くの開きがあります。大衡村の平均所得が大きいのは、やはり大手企業の工場設置の成果といえそうです。

【宮城県民の所得】ランキング1位は仙台市ではなく大衡村!
出典:平成28年度宮城県市町村民経済計算

県平均は2,926千円。

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日本の各県の地形や地質、歴史、文化、産業など多彩な特徴と魅力を、地図を読み解きながら紹介するマップエンターテインメント。宮城県の知っているようで知られていない意外な素顔に迫ります。思わず地図を片手に、行って確かめてみたくなる情報を満載!

●地図で読み解く宮城の大地

・複雑な地形が美しい三陸と松島はどうやってできた?
・奈良の大仏のメッキには涌谷産の金が使われていた!
・県西部に連なる火山群と数々の温泉地の関係とは、荒れ狂う北上川が舟運路に!
・伊達政宗が始めた一大治水事業、暗渠化した四ツ谷用水をたどると見えてくる伊達政宗の町づくり
・「杜の都」の由来となった森はいったいどこにある?
・東京駅丸の内駅舎に使われた雄勝石をめぐる波乱のドラマ

などなど宮城のダイナミックな自然のポイントを解説。

●宮城に開かれた道の歴史

・東北中の人々が旅した奥州街道!その繁栄を支えた宿場の光と影
・険しい奥羽山脈を越えて宮城と山形を結んだ道の歴史
・海運時代の幕開けとともに活発化した阿武隈川の舟運とは?
・野蒜港計画とともに消えた幻の巨大運河ネットワーク構想
・東北新幹線が仙台駅前後で不自然に蛇行する理由とは?
・東京メトロより古い 日本初の地下路線があった仙石線

などなど、意外と知られていない宮城の交通トリビアを厳選してご紹介。

●宮城で動いた歴史の瞬間

・宮城の豊かさを伝える旧石器や縄文の遺跡が各地に!
・東北最大の雷神山古墳が示す仙台・名取の有力豪族
・東北支配の拠点となった陸奥国郡山官衙と多賀城
・藤原家三代秀衡が陸奥守に就任・宮城の地も藤原家の統治下に
・室町時代に権勢を誇った大崎氏・名生館の屋敷で伊達氏らが拝謁
・敵を寄せ付けぬ天然の要害 正宗の拠点・仙台城が完成
・伊達62万石を揺るがせた伊達騒動の顛末を追う
・元禄バブル崩壊で財政危機!5代吉村が改革に乗り出した
・飛行隊基地に陸軍駐屯所など軍都としても栄えた宮城県

などなど、興味深いネタに尽きない宮城の歴史。知れば知るほど宮城の歴史も面白い。

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