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福岡の6つの街道と宿場町の今~江戸と九州を結ぶいくつもの街道は北九州の常盤橋から始まっていた! 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月22日

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福岡の6つの街道と宿場町の今~江戸と九州を結ぶいくつもの街道は北九州の常盤橋から始まっていた!

江戸と九州各地を結ぶいくつもの街道が北九州にある常盤橋から始まっていました。シュガーロードと呼ばれた長崎街道、旅人をもてなした宿場の今は… ?

【福岡の街道と宿場町】九州の街道の起点は常盤橋

江戸時代、紫川(むらさきがわ)の河口に位置した豊前国小倉は、中世以来小倉津とも呼ばれ、関門海峡を挟んで赤間が関(下関)に相対し、本州から見て九州の玄関口ともいえる場所でした。城下の紫川にかかる常盤橋からは、九州の街道の起点として、秋月街道、長崎街道、唐津街道、中津街道、門司往還など各地をつなぐ街道が放射状に発せられていました。このため、常盤橋周辺の町家は、九州の諸大名の宿舎ともなり、室町の村屋は熊本の細川氏、薩摩の島津氏、常盤橋東橋本の鍋屋は肥前の鍋島氏、筑前の黒田氏などの定宿となっていました。

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