岡山の農業・漁業～全国トップシェアを誇るものが数多く存在～

温暖な気候と日照時間の長さ、三大河川（旭川（あさひがわ）・吉井川（よしいがわ）・高梁川（たかはしがわ））による豊かな水により、岡山県では数多くの農産物が産出されています。

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【岡山の農業】農業産出額トップはお米

岡山県の耕地面積は6万4500haで、農業産出額は1401億円となっています。農業産出額の中で最も多いのが、水稲（米）です。北部では「あきたこまち」、北部～中部では「コシヒカリ」や「きぬむすめ」、中部～南部では「ヒノヒカリ」、南部では「朝日」や「アケボノ」が栽培されています。これらの品種はすべて主食用米（うるち米）ですが、岡山県内では酒米も栽培しています。岡山市・赤磐市（あかいわし）・倉敷市（くらしきし）を中心に4大酒米の一つである「雄町」や、「雄町」の系統を引く「山田錦」が育まれています。

【岡山の農業】全国トップシェアの農産物が多い

岡山県の名産品として外せないのが、桃やブドウなどのフルーツです。果実の農業産出額は、米に次いで第2位。中でも「マスカット・オブ・アレキサンドリア」は全国シェア98.2％、「清水白桃」は全国シェア65.6％を誇ります。黄にらの栽培面積が全国1位、黒大豆（丹波黒）の栽培面積が全国2位、マッシュルームの出荷量が全国1位など、全国トップシェアの農産物が多いのも岡山県の農業の特徴です。