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延沢銀山は日本屈指の大銀山だった!銀山温泉はその名のとおり延沢銀山のもとで栄えた温泉街! 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月16日

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延沢銀山は日本屈指の大銀山だった!銀山温泉はその名のとおり延沢銀山のもとで栄えた温泉街!

川沿いにノスタルジーあふれるレトロな旅館が建ち並ぶ光景で有名な銀山温泉。その名の由来となった銀山は、かつて日本屈指の大銀山でした。

延沢銀山の歴史

尾花沢(おばなざわ)市の山間部にある温泉地であり、NHKの連続テレビ小説『おしん』の舞台ともなった銀山温泉は、その名が示す通り、銀山とゆかりの深い地域です。

温泉街付近には、かつて大規模な鉱山が存在していました。延沢銀山(のべさわぎんざん)です。室町時代中期にあたる1456(康正2)年に、加賀国金沢出身の儀賀市郎左衛門(ぎがいちろうざえもん)によって発見されたと伝わっています。儀賀市郎左衛門は延沢から石をもち帰り、但馬国(たじまのくに)の生野(いくの)銀山の山師であった作兵衛(さくべえ)に鑑定を依頼。石に銀が含まれていることがわかったため、ふたりは鉱夫を引き連れて尾花沢へと赴き、採掘を始めたとされます。

室町時代末期になると、延沢氏が延沢城を築き、当地と銀山を支配しました。延沢氏はのちに最上氏の家臣となり、延沢銀山の銀でその台所を支えました。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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