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岩手県の古代の歴史~人々が定住し集落が生まれて南北それぞれの文化が発達した 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月18日

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岩手県の古代の歴史~人々が定住し集落が生まれて南北それぞれの文化が発達した

岩手県域に人々が定住したのは縄文時代からです。
北と南それぞれから影響を受けながら、次第に独自の文化を形成していったのでした。

【岩手の古代の歴史と文化】旧石器時代から狩猟生活を営んでいた

現在の岩手県域では、旧石器時代から人類が活動していたとされています。

約4万年~3万3000年前には、斜軸尖頭器(しゃじくせんとうき)が出土した柳沢舘遺跡(やなぎさわたていせき:奥州市)や金取遺跡(かなどりいせき:遠野市)などが存在しました。

金森遺跡(かなもりいせき:一関市)からはハナイズミモリウシの化石が発掘されています。ハナイズミモリウシは2万年ほど前の第四紀更新世末期のウルム氷期に生息していた野牛で、ステップバイソンの仲間とされます。日本列島がまだシベリア大陸と地続きだった頃、ナウマンゾウやオオツノジカと同様に大陸から本州に南下してきたと考えられており、こうした大型獣を狩猟の対象とした人々が岩手県域で生活を営んでいたようです。

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