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沖縄の世界遺産に新たに登録:奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島

ユネスコの諮問(しもん)機関である国際自然保護連合(IUCN)が「国際的にも希少な固有種に代表される生物保全上重要な地域」として、2021(令和3)年5月に「奄美(あまみ)大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島(いりおもてじま)」の世界自然遺産への登録が適当であると勧告。7月に開催された世界遺産委員会で、正式に世界自然遺産に登録されました。屋久島(鹿児島)、白神山地(青森・秋田)、知床(北海道)、小笠原諸島(東京)に続いて、国内で5つ目の世界自然遺産となります。

【沖縄の世界遺産】奇跡と呼ばれるやんばるの森

【沖縄の世界遺産】奇跡と呼ばれるやんばるの森

沖縄島北部に広がる亜熱帯広葉樹林の森は世界的にも数少なく、やんばる特有の生態系の基盤となっています。ここにはヤンバルクイナやリュウキュウリクガメ、ヤンバルテナガコガネなどの多くの希少な動植物が生息・生育しています。

【沖縄の世界遺産】西表島

【沖縄の世界遺産】西表島

マングローブ林が広がる汽水域、海岸や河川沿いの湿地帯、さらに山地へ上がればそこは太古から続く原生林と変化に富んだ西表島。日本最後の秘境と呼ばれる西表島には、イリオモテヤマネコ、カンムリワシ、ヤエヤマセマルハコガメなどが生息しています。

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地形、交通、歴史、産業…あらゆる角度から沖縄県を分析!

沖縄県の地形や地質、歴史、文化、産業など多彩な特徴と魅力を、地図を読み解きながら紹介するマップエンターテインメント。沖縄の知っているようで知られていない意外な素顔に迫ります。地図を片手に、思わず行って確かめてみたくなる情報を満載!

Part.1 地図で読み解く沖縄

・造山運動によって形成された琉球列島/新しい地層と古い地層、南北で異なる沖縄本島の地質
・エメラルドグリーンの海は隆起してできたサンゴ礁のおかげ?
・グスクの石垣から地下ダムまで利用される琉球石灰岩
・貴重な自然の宝庫「やんばるの森」とは?
・マングローブの生態系が「生きものたちのゆりかご」と呼ばれるのはなぜ?
・県内唯一の活火山島である硫黄鳥島は硫黄の産地だった
・西表島で行われた炭鉱開発とは?…などなど沖縄の自然を解説。

Part.2 陸海空、沖縄に巡らされた交通網

・那覇空港と市街を結ぶ県内唯一の鉄道路線「ゆいレール」
・県民の足として、輸送手段としても活躍していた沖縄県鉄道とは?
・海軍の飛行場からスタートし、各地を結ぶ那覇空港
・明治初め、本州と那覇を結ぶ国内最長の定期航路が誕生!
・沖縄復興のシンボルといわれた730バスとは、どのようなバスだったのか?
・全ての道は首里城に通じる?首里城から那覇港、本島南部に通じる琉球石灰岩の道

…などなど沖縄の交通事情を解説。

Part.3 沖縄で動いた歴史の瞬間

・沖縄の古代史総論/約2000万年前に住んでいた港川人はどこからやってきたのか?
・沖縄本島を三分割して約100年も勢力争いが続いた三山時代とは?
・琉球から江戸まで片道2000㎞の長旅 琉球使節の江戸参府の全貌
・黒船が琉球にやってきた!浦賀上陸前に琉球を訪れたペリーの目的とは?
・ソテツ地獄を経て、国内で唯一戦場となった沖縄
・沖縄の日本復帰を記念して開催された沖縄海洋博覧会とは?

…などなど沖縄の歴史を徹底解説。

Part.4 沖縄で育まれた産業や文化

・元々は宮廷料理だった?沖縄の郷土料理・沖縄そば
・男子禁制の祈りの場、御嶽とはいったいどのような場所なのか?
・15世紀に伝わり戦火からも復活!沖縄を代表する酒・泡盛の奇跡
・薩摩から朝鮮人陶工がやってきたのが始まり?沖縄やちむんの魅力とは
・絣や紅型のほか多彩な染織物「染色文化の宝庫」と呼ばれる沖縄

…などなど沖縄の産業と文化を丁寧に解説。

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