井倉峡の一部に属し、井倉駅から南へ4～5km ほど進むと見えてきます。高さ約60m から下へ落ちる細く長い水の流れが、まるで絹のように見えることから名付けられました。高梁川とその支流との侵食の差によってできた滝です。

総延長約450m、最大幅約25m の石灰岩の鍾乳洞。県指定の天然記念物です。歌人である与謝野夫妻が訪れた際、晶子が“奇に満ちた洞”と詠んだことから、「満奇洞」とよばれるようになりました。リムストーンが広がる「千枚田」や、断層が2本交錯した「夢の宮殿」など見どころも多くあります。LED照明によりライトアップされた洞内は、幻想的な雰囲気です。

1930（昭和5）年に国の天然記念物に指定されています。石灰岩地域で見られるすり鉢状のくぼ地（ドリーネ）があり、石灰岩でできた巨大な天然橋が見えます。これは洞窟（鍾乳洞）が陥没し、残った部分がアーチ状になったものです。

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