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伊達家臣団は領地を失い北海道へ移住した!? 画像:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月14日

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伊達家臣団は領地を失い北海道へ移住した!?

戊辰戦争を主導した家臣は切腹や領地没収の沙汰を受け、残った家臣団は帰農して生き残りを図りました。
館主や執政だった有力家臣の一部は北海道へと移住しました。

伊達家臣団への戊辰戦争での厳しい処分

新政府は戊辰戦争の先行きがみえた1868(慶応4)年9月、元号を明治に改めました。新元号は1月1日にさかのぼって適用されることになったといわれます。

翌1869(明治2)年4月、仙台藩では執政など7人が切腹、50人以上の藩士が家禄没収などの処分を受けました。戊辰戦争の責任者はことごとく処分され、藩内の執政は新政府寄りの者に交代させられたといわれます。

石高が減っても藩の体裁は残されていましたが、実情は新政府直轄の県と、さほど変わらなかったかもしれません。

伊達家臣団への扶持米

石高を大幅に減らされた仙台藩では、高位の家臣にはわずかでも扶持米を与えられましたが、その他の武士にはほとんど与えることできず、所属する地方知行地での帰農を命じました。ほかに方法がなかったのです。

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