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日本の地形:兵庫県の地形の特徴

北の但馬地方は日本海に面し、南の播磨、摂津地方は瀬戸内海に接しています。さらに淡路地方は大きな島で、その南端は太平洋に面しています。広域県であるため、地形は山地、盆地、平野、沿岸、島嶼(とうしょ)など、じつにバラエティに富んでいます。

日本海側の但馬地方では、山地が直接海に接する沈降(ちんこう)海岸が多く、一部ではリアス海岸が発達しています。それらは、第三紀(6430万~260万年前)という比較的新しい地質時代に2度の火山活動があり、地殻変動が起こったことで土地が沈んでできた海岸です。海岸地域の起伏は激しく、岬は鋭く海中へ突き出ています。これらは瀬戸内海側では見かけない景観です。但馬地方と播磨地方とでは、対照的な海岸線が形成されています。

兵庫県はこのように地域によって地形や地質が異なるため、気候もおのずと異なります。播但山地と丹波高地を境に、北側は冬期にシベリアの季節風を受けて大量の雪が降る日本海型気候となり、南側は温暖な瀬戸内式気候となります。

日本の地形:奈良県の地形の特徴

奈良県は、紀伊半島のほぼ中央に位置し、周辺を山岳に囲まれた内陸県です。内陸県としては最も南に所在する県でもあります。

そんな奈良県は、吉野川に沿って東西に走る中央構造線によって、地形は北部の低地と南部の山地に分かれます。中央やや北寄りに吉野川が流れ、北部は低地帯、南部は険しい山が連なる山岳地帯があります。

この地形の違いにより、気候は南北で大きく変わります。北部は1日の気温差が大きく、夏の暑さ、冬の寒さが際立ちます。南部は夏の雨量が多いです。冬は気温が低く、雪に覆われます。

日本の地形:島根県の地形の特徴

島根県域の約90%は山地・丘陵地で占められており、平地は少ないです。北部は日本海に面し、県の東側から南の県境には中国山地が連なっています。

地形の最たる特徴は、日本海と中国山地に挟まれ、東西に長いことです。島根県域の東端と西端の距離は約230㎞(国道9号・安来(やすぎ)市〜津和野町(つわのちょう)間)もあり、京都-名古屋間(直線距離約100㎞)を往復する距離に相当します。移動には車で約4時間かかります。

出雲(いずも)平野や松江(まつえ)平野に代表される平地は、出雲地域にまとまって広がっています。そのうち宍道湖(しんじこ)から中海(なかうみ)にかけて、東西に約60㎞、最大幅約8㎞の範囲で広がる宍道湖低地帯は、ほとんどが海抜2m以下の低湿地となっています。

日本の地形:岡山県の地形の特徴

北から南に階段状に低くなっている地形が特徴で、北側の中国山地から、吉備(きび)高原、瀬戸内丘陵、岡山平野、南側の瀬戸内海へと続きます。その先には四国山地があり、内海を挟んで両側を山地で囲まれています。岡山県北部は日本海側気候県中南部は瀬戸内式気候に属しており、中南部の晴天率は年間を通して高くなっています。

また、瀬戸内海に浮かぶ島々の中で、岡山県が有する外周0.1km以上の島は87島(昭和61年海上保安庁調査。他県との県境が通る島も含む)。瀬戸内海国立公園の代表的な景勝地・鷲羽山(わしゅうざん)から望む多島美も人気があります。

日本の地形:広島県の地形の特徴

広島県の大部分(72%)は森林に覆われ、平野部は河川流域と河口付近のみに限られています。県西部の広島平野と県東部の福山平野がそれぞれ西東の中心となり、市街地を構成。県庁所在地である広島市には6本の川が流れ、地形の大きな特徴の一つである広大な三角州(デルタ)をつくり上げました。

三角州は川が運んだ土砂が長い年月をかけて河口付近に堆積することにより形成された地形のことで、江戸時代からの干拓事業により面積がさらに広がり、現在のような地形となりました。この土地が広島と呼ばれるようになった由来は諸説ありますが、三角州によってできた「広い島」からとの説もあります。

日本の地形:福岡県の地形の特徴

ほどよく都会でありながら、山や海など自然にも恵まれている福岡県。「住みやすい県」といわれる福岡を地理的環境から読み解いてみましょう。

福岡県には山地と平野がそれぞれ4つあります。筑紫山地、耳納(みのう)山地筑肥(ちくひ)山地、そして英彦山(ひこさん)を主峰とし、県東部で大分県との県境をなしているのが英彦山火山岩山地です。

筑紫平野九州最大の平野で、福岡県民の水源でもある筑後川が流れています。県北西部の福岡市中心部から春日市、太宰府市にまたがる御笠川や那珂川、室見川などの下流域に形成されているのが福岡平野、遠賀川流域に広がるのが筑豊盆地で、明治期には日本の石炭産業を支えた地です。豊前平野は、福岡県と大分県国東(くにさき)半島との間にある平野です。

このように、福岡県は山地と平野のバランスがよく取れた土地であることから、「自然と都会が共存する都市」として発展してきたのです。

日本の地形:長崎県の地形の特徴

その昔、日本列島はユーラシア大陸から分離して島弧になりましたが、対馬、五島、長崎などの北西九州は朝鮮半島とつながったまま、大陸との接続点だった時代があると考えられてます。

九州の北西部に位置する長崎は、陸地に平坦な土地が少なく、急峻な山地が多くを占めているのが大きな特徴です。また、長崎県は有人の島だけでも70を超える全国一島の多い県です。県域は東西213㎞、南北307㎞におよび県の地形は複雑です。

どの地域にも共通なのは大きな川はなく、平野部が少ないこと。海抜600m以下の低い山地丘陵が多いこと。そして海岸線は複雑なリアス海岸が続き、農業よりも漁業が盛んなことです。

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